現在新車で300ps程度で四輪駆動のスポーツカーというとトヨタのGRヤリスとGRカローラくらい。しかし、やはり忘れられない存在なのが生産を終えた三菱ランサーエボリューションとスバルWRX STI。死ぬまでに1度は乗りたい、名車2台の中古車相場をご紹介!!
※本稿は2023年4月のものです
文/加茂新、写真/ベストカー編集部、三菱自動車、SUBARU
初出:『ベストカー』2023年5月26日号
■三菱 ランサーエボリューションX
2Lターボエンジン+最新電子制御4WDシステムを合わせたランエボシリーズの最終作品。ツインクラッチ式2ペダルMTのSSTと5MTがラインナップされた。新車時はフラッグシップのSSTが人気で5MTは影に隠れた存在だったが、現在の中古車市場はそれが逆転している。
中古車はSSTが120万円台から選べ、200万円以下の流通数が多い。対する5MTは300万円スタートというくらいの大きな価格差がある。SSTはトラブルもあるが対処法が確立されている。10年以上前のSSTだが、今乗ってもそのレスポンスやダイレクト感は色褪せない。
●三菱 ランサーエボリューションX
・中古相場:約120万~900万円
・新車時価格:324.5万~540.5万円
・年式:2007~2014年
・入手しやすさ:★★★☆☆
コメント
コメントの使い方ランエボXについて。
>SSTはトラブルもあるが対処法が確立されている
このトラブルの修理に100万から150万ぐらいかかるんですが、なぜそれを書かないんですかね。
最初は安くても、後々トラブルに見舞われて結局はMTと遜色ない代金を支払うハメになりますよ?
エボは9までですね。
少しだけ前なら買った値段よりも手放すときの方が高くなりましたが、今は流石に購入価格も高く乗り出しリフレッシュにも金かかる。
それでもそれが出せる人には、ぜひ乗って欲しい。GRヤリスとはまた違った味があり、これらが名車といわれる理由を体験して見識を増やして頂きたいです。
どうしてもセダンがダメな方は、ギャランフォルティスのラリーアートをDCTオーバーホールして乗るという手も。