気づいた時にはもう遅い! 北海道に潜むスカイラインレーザーパトカーの取締りがえげつない

北の大地の交通安全を守るレーザー&レーダーパトカーは304馬力のV37スカイラインツインターボ!!

現在、北海道での速度取り締まりの第一線で活躍しているパトカーはV37スカイラインが主流。2021年より道費による配備が始まり、まずは9台が導入された。今年度もさらに追加配備されている。主にレーザータイプが主流だが、レーダータイプ搭載車両も配備されており、機械部分で見た目の判別が可能だ。V37スカイラインは捜査用車両としては全国に配備されているが、白黒パトカーとして導入されているのは今のところ北海道だけである。導入車両はすべて交通取り締まり用なので304馬力を発揮するV6,3リッターツインターボのGTグレードだ。この動力性能を速度取り締まりに活かしているのだ。

所轄警察署で活躍するV37スカイラインのレーダーパトカー。レーザータイプと異なり機器の箱の部分は中身が見えないのが特徴的
所轄警察署で活躍するV37スカイラインのレーダーパトカー。レーザータイプと異なり機器の箱の部分は中身が見えないのが特徴的

 そしてV37スカイラインに次いで多く活動しているのが210系クラウンアスリートパトカーだ。国費配備車と道費導入車が活躍しており、一部の車両はアルミホイールにスパッタリングが施された上級グレードルックのモデルも存在する。性能などは国費モノと変わらないという。居住性についてはやはりV37スカイラインよりもクラウンの方が広くて使い勝手もいいとの話が聞かれた。

V37スカイラインととともに第一線で活躍するクラウンアスリートレーザーパトカー。こちらは「後部照射」タイプだ。標準の無線アンテナはユーロアンテナを備える
V37スカイラインととともに第一線で活躍するクラウンアスリートレーザーパトカー。こちらは「後部照射」タイプだ。標準の無線アンテナはユーロアンテナを備える

 そして北海道にもセドリックパトカーが活動しているが、完全引退まで残りわずかだという。他にもV36スカイラインやJ31ティアナなど、ご当地パトカーが数多く存在する北海道なのである。

所轄警察署で活躍しているセドリックのレーダーパトカー。平成11年(1999年)登録で24年の歴史を持つご長寿パトだ。引退の時が迫る。元は交通機動隊で活躍していたがまだまだ現役
所轄警察署で活躍しているセドリックのレーダーパトカー。平成11年(1999年)登録で24年の歴史を持つご長寿パトだ。引退の時が迫る。元は交通機動隊で活躍していたがまだまだ現役

 速度超過に伴う悲惨な事故が数多く発生する北海道。レーザー&レーダーパトカー軍団に限らず覆面パトカーなどが日々交通違反取り締まりに従事している。新千歳空港近くのレンタカー団地でも積極的に取締りを行っているので、搭乗便の時間に気を取られるあまり速度超過で旅の締めくくりが台無しなんてことにならないように法定速度と交通ルールをしっかり守って安全運転でドライブを楽しんでいただきたい。

【画像ギャラリー】夏の北海道ドライブ マジっすか!? 対向車線のパトカーが速度取り締まり!!(11枚)画像ギャラリー

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