■往年のレガシィはレヴォーグに!!
対するレヴォーグは6代目レガシィと同じ2014年に初代モデルが登場。初代レヴォーグは時間が空いたのは否めないものの、5代目レガシィの成功による軍資金のおかげで誕生したという背景も。
前述したように4代目モデルまでのレガシィツーリングワゴンのキャラクターを受け継ぐモデルである。
そういったキャラクターもありレヴォーグのボディサイズは現在の基準で見ればコンパクトに抑えられているのも特徴。
初代モデルは2リッター、現行型2代目モデルは2.4リッターというハイパワーターボも設定し、レガシィツーリングワゴンから続くスポーツワゴンというキャラクターに相応しいスポーツ性も備える。
このキャラクターを考えるとレヴォーグには4代目モデルまでのレガシィ同様に標準車もクロスオーバーのレイバックともに十分な必要性があるだけにレガシィのように標準車がレイバックに統合されるということはないだろう。
■アウトドア向きじゃない!? レイバックは都会派だった
レイバックはクロスオーバーであるが、商品企画の方に聞くと「既存のスバルのSUVとクロスオーバーはアウトドアのイメージが強かった。だがレイバックは都会的なキャラクターを持たせることにも注力しました」とのこと。
それはレイバックにはアウトバックなどに付くルーフレールや4WDのトラクション(駆動力)を高めるXモードが装備されないこと。
クロスオーバーであるのを象徴する黒い樹脂パーツが比較的少ない点などから、レイバックが既存モデルとは異なり、シティ派モデルであると感じる。
いずれにしてもレイバックは価格を考えると、輸入車を含め直接的なライバル車が浮かばないのも含め、今後の発展や成長も楽しみな1台である。
【画像ギャラリー】打倒ハリアー!? 新型レヴォーグレイバックの全貌がコレ(10枚)画像ギャラリー
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