カムリ? RAV4? プリウス? アメリカ人が一番好きな日本車を調べてみたら意外なあのクルマだった!

■最近はスバル車の人気が急上昇中!

近年人気が高まっているスバル アウトバック。もともと走破性の高さから降雪地域などでは人気だったが、都市部でも多く見かけるようになってきたという
近年人気が高まっているスバル アウトバック。もともと走破性の高さから降雪地域などでは人気だったが、都市部でも多く見かけるようになってきたという

 スバル車は多く見かけるのだが、見かけるスバル車はクロストレックやフォレスターが多く、あとはWRX系であった。

 しかし、今年訪れるとアウトバックが頻繁にフリーウェイなどを走っていた。アウトバックは以前よりアメリカでは人気の高いモデルであったが、五大湖周辺などの降雪地域や、カリフォルニアでも北部で人気が高いものと認識していた。

 かつてハリウッド映画のなかでは、学校の先生や大学教授はやや年式が古く、インテリジェンスが高かったりする職業に就いている人は新車のボルボのステーションワゴンによく乗っていた。

 しかし、それがいつからかスバル・アウトバックに代わっていった。つまり、実世界においてもボルボのステーションワゴンに乗っていた層が、(すべてとは言わないが)アウトバックへスライドしてきたようなのである。

 日本でもマルシェなどと銘打ってオーガニック系野菜などを販売するようなオシャレなマーケットが設けられることがあるが、南カリフォルニアでのスバルは、そのような場所を使って販売促進活動をするような光景が目立っていたとのこと。

 スバルについては、南カリフォルニアでも感度の良い人たちがここへきて乗るのが目立ってきた、と地元で聞いている。

 日本車全体に有利ともいえる話も聞いた。南カリフォルニアではBEV(バッテリー電気自動車)の普及というインパクトの影に隠れがちとなるのだが、HEV(ハイブリッド車)がここへきて注目されてきている。

 もともとエコ意識の高い地域なのだが、それでもいままでは“HEV=プリウス”という印象があまりにも強く、プリウス以外のトヨタのHEVすらあまり注目されてこなかった。

 しかしいま、BEVまでは一気に進めないものの、現状のガソリンの高値傾向を受け、燃料代をセーブするためにも、プリウス以外のHEVが注目されているようなのだ。

 HEVとなると選択肢の中心は自ずと日本車となるので、日本車にとっては追い風が吹いているといってもいい状況となっている。

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