気になる免許制度はどう変わる?
なお、免許制度については従来と同様になる模様。原付免許は、普通四輪免許に付帯してきたが、今後もそのまま「新原付」に乗車可能だ。
管轄の警察庁は、この案に難色を示していたが、ついに9月、実現に向けて動き出した。有識者会議を設置し、年内にも意見を取りまとめる。
さらに情報筋によると、すでに新原付を使っての実証実験も実施済みで、実現へ前向きに動き出しているという。
主に議論されているのは安全性。従来の50ccより大きく重くなるため、転倒して事故が増える危険性が懸念されているという。しかし、これが担保できれば、複数の法改正は必要なものの、ハードルはクリアできたと言えるだろう。
新原付一種の気になるあれこれ
Q1.新・原付一種って馬力以外にどんな制限が設けられるの?
A.原付も現在の原付一種と同じルールが適用される見込み。従来の原付ならではの“独特”な制限がそのまま引き継がれるハズだ。
原付二種の最高速度が上限60km/hなのに対し、原一は上限30km/hで2人乗り不可。高速道路にも乗れない。なお原付の最高速が定められたのは1955年。当時に比べて原付の性能は飛躍的に向上しているだけに、今回を機会に再考してほしいものだ。
Q2.新・原付一種で二段階右折ってなくなるの?
A.段階右折も原付一種ならではの独自ルール。一部の交差点を除き、原付一種は右折レーンを使って直接右折できず、交差点を直進して渡った先で方向を変える必要がある。実にややこしいルールだ。
Q1の回答と同じく原付一種のルールを引き継ぐため、新原付になっても二段階右折は変わらない模様。原付二種には適用されず、制定されたのも40年近く前なので、これも見直してよいのでは?
125ccってどんなバイクがあるの?
いずれ50ccバイクが125ccに置き換えられるなら、今どんなバイクがあるのか把握したいところ。国産メーカーのスクーターを中心にチェックしよう。
・ホンダ スーパーカブC125
往年のカブのデザインが復活!
・全長1860×全幅730×全高1065mm
・WMTCモード燃費:67.4km/L
・最高出力&トルク:8.0ps/0.9kgm
・価格:44万円
・ホンダ PCX
e:HEV搭載モデルもある新時代のスクーター。
・全長1935×全幅740×全高1105mm
・WMTCモード燃費:48.8km/L
・最高出力&トルク:12.5ps/1.2kgm
・価格:36万3000円
・ヤマハ NMAX
ヤマハMAXシリーズの末っ子で直進安定性の高さがウリ。
・全長1935×全幅740×全高1160mm
・WMTCモード燃費:46.9km/L
・最高出力&トルク:12.5ps/1.1kgm
・価格:37万9500円
・ヤマハ トリシティ125
前2輪という前代未聞のバイク。安定感は驚異的!
・全長1995×全幅750×全高1215mm
・WMTCモード燃費:44.9km/L
・最高出力&トルク:12ps/1.1kgm
・価格49万5000円
・スズキ アヴェニス125
ライダーに不安を感じさせない強靭な足回り。
・全長1895×全幅710×全高1175mm
・WMTCモード燃費:54.3km/L
・最高出力&トルク:8.7ps/1.0kgm
・価格:28万4900円
・スズキ アドレス125
老若男女問わず似合う中性的デザイン。
・全長1825×全幅690×全高1160mm
・WMTCモード燃費:53.8km/L
・最高出力&トルク:8.7ps/1.0kgm
・価格:27万3900円
コメント
コメントの使い方バイク人口は少ない方が事故が少ないんでは
増やしてどうする?
自転車道の整備をなんとか進めて、元原付ユーザは電動自転車に流したら?
バイクっぽい電動チャリあるやん
アシストじゃないと車道だけど
白ナンバーの原付一種もですが、黄色ナンバーの二輪車も見かけなくなった気がします。スーパーカブの90ccって結構バランスが良かった気がします。ボブアップやブロック修正されたように見える黄色ナンバーもそれなりに古い車体が多くなってきていますが、黄色ナンバーは今こそ復活の時では?と思っております。
軽自動車の660cc制限は今後も変わらないのでしょうか?
車体サイズは今のままで良いとして、燃費の事とか考えると
もう少し自由度があった方がいいと思うけどなあ。
800ccくらいあると良いのかな?と思ったりしますが、そうすると1000ccクラスの車(減ってきていますが…)とのすみわけが大変かなとも思います。660ターボ+HVのハスラー4wdに乗っているとあまり力不足は感じませんが、カーシェアでダイハツ車に乗ると「重いなあ」と思います。ホンダ・三菱・日産・スズキは比較的パワフルです。
原動機付自転車という名の通り、元々は細いタイヤの自転車に小型エンジンを取り付けただけの簡易オートバイだった。現代の道路事情にもそぐわなくなっているけど、改革のきっかけが排ガス規制とは呆れるよ。
ってか昔の時代背景は今の交通事情では危険過ぎ。
30㎞制限、二段階右折等は時代に合ってない。
30km/hや二段階右折が何故、なくならないかって? そりゃ、もともと自転車に芝刈り機のエンジンを乗せたようなものを想定した乗り物に対する免許で、そういう乗り物だから実技試験なしの学科のみの試験の免許なんだから、それからどんなに性能が上がったとしても、あくまでも「自転車に芝刈り機のエンジンを乗せたようなもの前提」で「実技試験無し前提」である以上、そのあたりの縛りが解除されることはないよ
そのとおりだと思います。
ただ現行でも実際は60km/hあたりでぶっ飛ばしているのが実態。
制限速度が30km/hなのにリミッターが60km/hておかしくない?って常々思ってます。
新原付のリミッターは40km/hくらいで十分。
時速30km/h制限・二段階右折ルール これは排気量関係なく止めて欲しい。時速制限50km/hは必要でしょ。30で走られても迷惑だし、運転側も怖いと思う。なぜ、頑なに変えないのか不思議、更に危険な電動キックボードとか認めてるのに・・・やはり利権か!?
警察の皆さんしだい
誤解を招く記事で車=普通免許=原付免許=125ccな短絡的表現にすべきではない。
コレはバイクメーカーからの50ccでは排ガス規制に対応出来ないので何とかして欲しいから始まった話。
PCXやハンターカブ、XSR125に原付免許で乗れるという話ではない。たとえそれらをデチューンして原付免許用とする事は話の根幹から異なる。
これは改正後、クロスカブ50に原二のクロスカブ110より大きい125ccエンジンが積まれても原付一種扱い、車名はクロスカブ50のまま、タイヤサイズも14インチのままとなる。
時速30km/h制限はもろちん、二段階右折ルールもそのままと言う事w
原2のクロスカブ110も125に変えて欲しい。
わかる
125ccになったら車体大きくなるだろうから50ccだけ許可してた(公共に多い)駐輪場どうすんだろうね。
駐輪場に置くために50ccの争奪戦が起こるのか?それとも50ccサイズに125ccエンジンを詰め込んだモデルが出るのか?