■普通のトラックで普通免許に対応するいすゞエルフ ミオ
エルフ ミオは、いすゞがジャパンモビリティショーで参考出品したクルマだ。ディーゼル車は2024年夏市販予定だが、先行してバッテリーEVを2024年1月5日に発売した。
こちらはコンベンショナルなトラックシャシーのGVW3.5t未満車で、パッと見は普通のエルフそのものだが、専用開発のシャシーに1.9L直噴ディーゼルRZ4E型エンジンと6速ATを搭載して、軽量化が図られている。
そのうえで荷台高さや2WDと4WD、ダブルキャブやスペースキャブ(延長型シングルキャブ)など、エルフの名に相応しい多彩なバリエーションを設定する予定で、登場が楽しみなトラックだ。
■ガソリンエンジンで普通免許に対応するトヨタ ダイナ
トヨタのダイナ1t積系のガソリン車は、現時点で唯一普免で運転できるコンベンショナルシャシーの内燃車。エンジンは2.0Lの1TR−FEで、5速MTと6速ATがあり、後者ならAT限定免許でも運転可能である。
実は、ポスト・ポスト新長期排ガス規制以前のモデルだと、ディーゼル車もGVW3.5t未満に収まっていたのだが、排ガス後処理装置や騒音対策、ADAS搭載などで3.5tを超えてしまった経緯がある。ここは2021年モデルからトヨタ1t積トラックの開発を担当することになった、日野の奮起に期待しよう。
■三菱ふそうの普通免許対応も期待!!
三菱ふそうには現在、GVW3.5t未満の持ち駒がない。快適なキャブ技術、優れたシャシー技術、そして先進のEV技術を持つふそうの実力をもってすれば、魅力的な3.5t車できるはず。その実力をぜひ見せてほしい!
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