日野 デュトロ Z EV。普通免許で乗れる車両総重量3.5t未満の小型トラックだ
他車と併進する状況を除けば、加速性やアクセル応答性の穏やかなエコモードでも殆ど不自由はない
エンジンコンパートメントの張り出しがないキャブ内は広い
平らなパネルで構成された荷室スペースは無駄なく使えそうだ
デュトロZ EVには2つのバリエーションがある。写真の「バン完成車」は、シャシーに架装するボックス型バンボディがキャブと別体で、ウォークスルー機能はないが、積載量は100kgほど多い
日野 デュトロZ EVウォークスルーバン。キャブと荷台を一体化(厳密には別構造)し、配送ドライバーの頻繁な乗降労力を軽減する
日野 デュトロZ EVウォークスルーバン。キャブと荷台を一体化(厳密には別構造)し、配送ドライバーの頻繁な乗降労力を軽減する
デュトロZ EVのeアクスル。モーターとインバータ、減速機、デフを一体化。前輪サスはダブルウィッシュボーン+トーションバー式
いすゞ エルフミオ。JMS2023に参考出品されたエルフ ミオのディーゼル車。2024年1月にEVモデルが先行して発売された
トヨタ ダイナ1t積み系。GVW3.5t未満トラックで現在唯一のエンジン車。古いシャシー設計の一新で軽量化が期待されるところだ
三菱ふそうには現在、GVW3.5t未満の持ち駒がない。快適なキャブ技術、優れたシャシー技術、そして先進のEV技術を持つふそうの実力をもってすれば、魅力的な3.5t車できるはず。その実力をぜひ見せてほしい