■アウディはe-tron GTでリコール
同じ電池をアウディのe-tron GTも使っており、2023年にリコールを出している。その内容は「高電圧バッテリーにおいて製造工程におけるシーラント塗布量が不充分なため、バッテリーの密閉性が不完全なものがある。そのためバッテリーに水分が浸入すると、バッテリーの絶縁抵抗が低下することでアーク放電が発生し最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがある」。燃える危険性があったワケ。
今後どうなるか? 訴訟で原因はポルシェということになれば、危険なのはリコール対象のポルシェとアウディだと特定できる。それ以外の電気自動車について問題ないということになります。
そもそも「危険なら国交省が認可するな!」ということですから。フェリー会社としても断る理由はなくなる。遠からず載せられるようになるだろう。
以上、1)ポルシェが訴えられたことと、2)フェリー会社は電気自動車の無人運送を断っていること。そして、3)ポルシェとアウディのリコールまでは事実。それ以外は状況証拠による推測と考えていただきたく思う。
この手の情報、関係者の皆さんの口が堅く、なかなか情報出てきません。ただ、関係者に聞くと「まぁまぁですね(笑)」ということなので、そんなモンだと私は考えてます。
【画像ギャラリー】ポルシェが商船三井に訴訟を起こされたのはEVのタイカンが積むバッテリーのせいだった!?(15枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方この手の電気自動車の欠陥の話。
まったく大手メディアから出てこない。
それが怖い。
利権絡みの強大なファンドがバックに存在してることがわかる。
国沢さんだから書けた話ですね。
ポルシェだけは技術で売ってて、人命や環境無視のメーカーじゃないと信じてたのに・・・VWグループに染まり切ってしまったのでしょうか。
本当、ひどい話です。