■トヨタカムリ(最終型)「グローバルに活躍するトヨタの最上級FFサルーン」
![レクサスが100万円代で買えちゃう!!!! お財布に紐を締めてもハイソ感が味わえる国産サルーン4選](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2024/06/12000816/camry_02-600x334.jpg)
北米を主戦場にアッパーミドルセダンとして絶対的な地位を確立しているカムリ。2023年に生産終了した最終型はセダン人気がイマイチの日本でも健闘し、幅広い世代から人気を集めているFFサルーンだ。
すべてを一新した最終型は、スタイリングが一番の魅力。抑揚のある面とシャープなラインからなる美しいシルエットを持ち、低いボンネットやベルトラインで低重心を強調。ダイナミックなマスクなど、従来のカムリのイメージを覆すエモーショナルなデザインが各所に取り入れられている。
新開発のプラットフォームとパワーユニットも見どころ。トヨタがグローバルに取り組むクルマ作りの構造改革「TNGA」に基づいて開発された新プラットフォームは、優れた重量バランスや車両安定性を達成し、上質な乗り味や意のままの走りを実現。
パワーユニットは、新世代の2.5L直4に改良版ハイブリッドシステム「THSII」をドッキング。これにより、クラストップレベルの燃費性能と優れた動力性能を手に入れた。
さらに、モデルチェンジ約1年後に追加されたWSにも注目。ワールドワイド&スポーティの略である新グレードは、エアロパーツを装着してサスペンションチューンを実施。スポーティさと上質感を両立させ、カムリの新たなイメージを作り上げたのである。
そんなグローバルで活躍するアッパーミドルサルーンだって、100万円台で手に入れることが可能だ。
■ホンダレジェンド(最終型)「圧倒的な存在感はフラッグシップモデルならでは」
セダン好きなら一度は憧れるであろうフラッグシップサルーン。レジェンドもホンダが誇る最上級セダンだが、最終型でも100万円台から狙うことができる“買い”の一台だ。
2014年に国内仕様が発表された最終型は先進装備満載のハイブリッドモデル。核となるのは前1/後2の3モーターを備えるハイブリッドシステムだ。
状況によって、FF/FR/4WDの駆動方式と、EV/ハイブリッド/エンジンという走行モードのなかから、最適な駆動方式とエネルギー効率の最もいい走行モードを連続的に自動で切り替える画期的なシステムを採用。
左右に伝達する駆動力を自動的に制御するトルクベクタリングを可能とし、優れた燃費性能とともに高い操縦性も実現した。
もちろん、フラッグシップサルーンとしての実力も充分。流麗でダイナミックなフォルムは圧倒的な存在感を放ち、ジュエルアイLEDヘッドライトにより先進感を強調。先代よりも後席空間を大幅に拡大した室内は、上質な本革のシートやソフトパッドを用い、安心感と快適性をもたらす空間に仕立てられている。
2018年には内外装のリファインやメカニズムのアップデートを行った大規模なマイナーチェンジを実施。そして、2022年には生産終了となった。
レジェンド自体は新車での販売台数が少ないため、物件数も決して多くはない。しかし、前期であれば100万円台で最上級サルーンを堪能できるのだ。
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