■軽車両である自転車に乗るなら知っておきたいこと
●車両=自転車も含む。ただし、自転車を降りて押せば“歩行者扱い”
「車両通行止め」の標識は、すべての「車両」の通行を禁止している規制標識だが、この「車両」に自身の乗る自転車が含まれていることを知らない小中学生は多い。
いや、小中学生でなくとも、「車両」とはクルマやオートバイなどを指し、自転車は含まれないと勘違いしている大人だって多い。
●道路標識には小学校で習わない漢字も含まれている!
補助標識にある「自転車」「除く」「区域」などは、小学校低学年では読めない漢字でもある。
「車両」である自転車に乗る小学校低学年の子どもたちには自転車に関係する標識、軽車両である自転車は押して歩けば歩行者として見なされるということ(その逆、歩行者であれば関係なかった標識も、自転車に乗った途端に関係があるということ)もぜひ教えてあげたい。
道路標識は、該当する車両に乗る者なら必ず知っておくべきもの。もちろん、歩行者にも該当するものは、クルマや自転車に乗らないために「標識・標示の意味を習うことのほぼない歩行者」であっても知っておきたいもの。
自転車に乗る子どもが遭った痛ましい事故をニュースで耳にする。自転車に乗れるようになり、自由に行動できる年齢になったお子さんをお持ちの親御さんには、ぜひ自転車に乗る際のルールとともに、自転車に乗る際に最低限知っておきたい道路標識や標示も教えてあげてほしいと思うのだ。
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