■これぞ、まさに“金メダリスト”といわんばかりの2代目ノートのMEDALIST
「これまでのコンパクトカーにはなかった爽快な走りと、使いやすい装備で自在に楽しめるコンパクトカー」をコンセプトに2005年1月に登場した初代ノート。
ヴィッツ&フィットの二大絶対王者が圧倒的な人気を獲得していた当時のコンパクトカー市場においてはやや苦戦を強いられたノートではあったが、2012年9月にデビューした2代目で大きく躍進!
ダイナミックなデザインや快適な室内空間に加え、直噴ミラーサイクルエンジンに高効率スーパーチャージャーを組み合わせたHR12DDRエンジンがクラスNo.1の低燃費と気持ち良い走りを両立したことなどが高く評価され、2013年のRCJカーオブザイヤーを受賞。
同年の9月と10月にはそれぞれ1万台を超える販売台数を記録する快進撃をみせた。
そんな2代目ノートの最上級グレードにあたる、その名もまさに“MEDALIST”のボディカラーに採用されたのが、金色に輝く専用の特別塗装色“ビートニックゴールド”だった。
MEDALISTはプレミアム感が高いボディカラーに留まらず、内装もスウェード調クロスと合皮のコンビシート、ピアノ調センタークラスターフィニッシャー、本革巻3本スポークステアリングに加え、メッキアウトサイドドアハンドルを採用することでクラスを超えた上質感も提供。
2016年11月に登場し、その人気を不動のものにしたノートe-POWERにおいてもカラーの名称が“ギャラクシーゴールド”に変更がなされたものの、金色のボディカラーは継続して採用された。
ちなみに、日産ではノートの他にも3代目のエクストレイルでノートe-POWERと同じギャラクシーゴールドを、2012年6月に発売されたジュークの特別仕様車・プレミアムホワイトパッケージでメローゴールドという金色のボディカラーを採用したモデルが発売されている。
■“黄金の太陽”ことヘリオスゴールドパールメタリックが眩しかった4代目スイフト
世界販売台数が約900万台にものぼるグローバルモデルのスイフト。
2023年12月には5代目へとフルモデルチェンジを果たし、その高いデザイン性や走行性能に加え、安全装備や利便性が高い充実の装備が各方面から好評を博している。
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表した2024年1月~6月の乗用車ブランド通称名別順位でも1万8411台の21位にランクイン。コンパクトカーではヤリス、ノート、フィット、アクアに次ぐセールスを記録している。
現行モデルのボディカラーはモノトーン9種類、2トーン4種類が設定されているが、そのなかには残念ながらゴールドの設定はなし。
しかし、2017年1月にデビューした4代目のスイフトではヘリオスゴールドパールメタリックというボディカラーがあった。
こちらの4代目も5代目に負けず劣らずのハイスペックが自慢。
大胆かつ躍動感あるスタイル、歴代スイフトが磨き続けたハンドリング性能の向上、マイルドハイブリッドや軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム・HEARTECTの採用、低燃費を追求した1.2リッター自然吸気のデュアルジェットエンジンにより、優れた走行性能と燃費性能を両立。
また、RStグレードには1.0リッター直噴ターボのブースタージェット エンジンと6速ATも採用。
加えて、単眼カメラとレーザーレーダーによる衝突被害軽減システムや自動でハイビームとロービームを切り替えるハイビームアシスト機能、前走車との距離を一定に保つアダプティブクルーズコントロールなども装備し、安全装備と運転サポート機能も超充実。すべての面で大幅な進化を遂げていた。
そんな4代目スイフトのヘリオスゴールドパールメタリックはフルモデルチェンジ前の2019年3月に廃止されたが、スイフトの他にも2016年12月に発売されたソリオバンディットの特別仕様車“Fリミテッド”や2024年2月に生産終了となったイグニスにもヘリオスゴールドパールメタリックが採用されていたことはつけ加えておきたい。
【画像ギャラリー】マイカーもゴールドでキメちゃわない?(15枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方ゴールドといえば金のフジタクシー(名古屋市民)……。