【R32GT-R、ブルーバード、サニー…】私の愛した日産車たち


■日産車に乗って、青春を燃え上がらせた!(清水草一)

 初めて買ったのはガゼールだったね、1981年に。次に買ったのがサンタナXi5という5気筒DOHCエンジン+5速MTを搭載したモデル。その後、Z32に乗り継いだ。R32GT-Rとどっちにしようか迷って、スタイリング優先でZ32を選んだ次第です。当時は日産ファンで、日産車を乗り継ぎました。

 19歳という、まだ少年の心が残っている時にガゼールと出会ったんだけれども、とってもカッコよく見えたんですよ。アメリカンなテイストがありつつ、都会的な雰囲気も持ち合わせている点に惚れましたね。

 価格的にも当時の価格で130万円くらいで、お買い求めやすいスペシャルティカーだった。3年くらい乗ったけど、青春を燃焼させましたよ。ガゼールで生き方が決まったかもしれないね。

ガゼール(S110型)。2ドアハードトップと、ハッチバックという2タイプを設定。1981年のマイチェンで1.8Lのターボ搭載車を追加した

 サンタナは親が買って、本当なら親が乗るはずだったのに、急にイヤだと言いはじめて、あれよあれよという間に自分が乗ることになった。

 でも、乗ってみたら大感動。「輸入車とはこういうものなのか!」と目からうろこだったね(サンタナはVWからのノックダウン生産)。サンタナを2台乗り継いだあと、Z32を購入した。

 Z32を見た瞬間は、こんなカッコいいクルマがあるのかと思ったよね。スタイルに惚れて買ったんだけど、実際乗ってみたら今まで乗ってきたクルマとは、パワーもコーナリングも何もかも違って感動を受けた。あれは素晴らしい足回りだった。

フェアレディZ(Z32型)。3LV6ツインターボエンジンを搭載し、前後マルチリンク式の足回りを採用。スタイルだけでなく走りもよかった

■スポーツカーの走りのよさに魅了されていた(飯田章)

 24歳の時に、中古車だったんですけど初めての日産車でR32GT-Rを購入しました。憧れのクルマだったんですが、新車で購入することができなかったので、中古で買えそうな価格のものを探し出して無理して買いましたね。

スカイラインGT-R(R32型)。専用設計されたRB26DETTエンジン、4輪マルチリンクとアテーサE-TSを搭載し、圧倒的速さを見せつけた

 当時はレースの世界にちょうど足を踏み入れた頃で、1年くらい乗りました。手に入れた時の喜び、充実感は何物にも代えられない満足感が得られましたし、走りもとにかく速くて、そのスポーティさに魅了されました。

 その後レースに本格的に参戦することになって、シルビアに乗る必要があったために、R32 を約1年で手放しました。売却金で買ったS14シルビアが、人生で初めて新車で買ったクルマです。

 S14はサーキットに行く普段の足として乗っていましたが、弟が乗っていたテラノを手放すということで、中古で購入しました。このクルマは、スキーに行くのに重宝していました。

 S14シルビアはGT-Rほどの速さはなかったですが、凄くいいクルマで、振り回すのにちょうどいいパッケージだったなと感じます。当時の自分にはGT-Rは速すぎで、ライトチューンしたS14がちょうど手のなかに収まるベストな一台でした。

シルビア(S14型)前期型。1993年に登場した6代目。2L直4ターボのSR20DETを搭載したFR車で、後期型はいまだに高い人気を誇る

 そのあと、サーキットでドリフトしてぶつけても惜しくないクルマを探した結果、中古でS13シルビアも手に入れました。2~3年乗ったんですが満喫しましたね。当時の日産車は質実剛健というか、楽しいスポーツカーが多かったですよね。

【画像ギャラリー】あなたの心も熱くした!? 往年の愛された日産車たち