2013年10月8日に発売されたVW ザ・ビートルのスポーツモデル「ザ・ビートル・ターボ」試乗インプレッションをプレイバック! 211馬力・2L直4ターボの走りはいかに?(本稿は「ベストカー」2013年11月26日号に掲載した記事の再録版となります)
文:編集部/写真:藤井元輔
■痛快な走りに酔う! ザ・ビートルの「GTI」!!!
2013年10月8日から販売開始されたザ・ビートルターボは、なんとゴルフVIのGTIの心臓部がそのまま移植されている!
可愛い外観からは想像できないほどのハイパワーな211ps/28.6kgmの2L直4ターボで、1.2L直4ターボのビートル・デザイン(105ps/17.8kgm)に比べ、実に106ps/10.8kgmアップ! トランスミッションは6速DSGだ。
大型リアスポイラーや18インチアルミホイール、リアディフューザーを纏ったエクステリアもそそられるが、スポーツムード満点のインテリアにも注目。
スポーツシートやアルミ調ペダル、ドアトリム下部が白く光るアンビエントライトを装備。
加えてオプション設定の「Coolsterパッケージ」(21万円)を選択するとダッシュボード上の3連メーター(油温/ストップウォッチ/ブースト計)、LED付きバイキセノンヘッドライト、ダークティンテッドガラス(左右リアガラス)が追加装備され、これが実にカッコいい。
さて、肝心の走りだが、痛快のひと言。2500rpmから盛り上がるエンジンフィールも気持ちいいし、6速DSGとのマッチングも文句なし。
専用スポーツサスペンションはゴルフ譲りの4リンクと組み合わされたことも相まって、軽々とした身のこなしも秀逸だが、スポーティさのなかに快適性が両立した乗り心地にも好感が持てる。
圧巻だったのは、コーナリング中に駆動輪内側の空転を感知すると自動的にトラクションを回復する電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」。
中高速コーナーでの路面の追随性もすばらしい。まさにこれはザ・ビートルのGTI。価格は348万円と1.2のザ・ビートル・デザインから93万円アップだがその価値は充分あり!
【画像ギャラリー】ゴルフGTIの心臓部をそのまま移植!!! VW 「ザ・ビートルターボ」試乗インプレッション(8枚)画像ギャラリー■VW ザ・ビートルターボ主要諸元
・全長:4270mm
・全幅:1815mm
・全高:1495mm
・ホイールベース:2535mm
・車両重量:1378mm
・エンジン:2L直4ターボ
・最高出力:211ps/5300~6200rpm
・最大トルク:28.6kgm/1700~5200rpm
・JC08モード燃費:13.4km/L
・価格:348万円
(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
【画像ギャラリー】ゴルフGTIの心臓部をそのまま移植!!! VW 「ザ・ビートルターボ」試乗インプレッション(8枚)画像ギャラリー












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