ADAS(先進運転支援システム)を高速道路で試す
続いてバージョンアップしたADAS(先進運転支援システム)を試す。ADASで大切なのは人間でだと目の役割をするカメラとレーダーの性能。新型RAV4から両方とも1.5倍くらい性能アップしたそうだ。
高速道路でアダプティブクルーズコントロールとレーンキープサポートを試してみたら、相当満足度の高いノアやプリウスのADASより緻密なコントロールをしている。ハンドルを持っているかどうかの判定は、握っていても「握れ」と怒られるトルクセンサーでなく、触っていればOKの静電センサー(コスト高)。
高速道路ならお好みの速度をセットし、ハンドルに軽く手を触れておけば快適なクルージングを楽しめる。今やロングライブするならADASは必需装備だと思う。何よりストレスなし! 「眠くなったらどうする」という人もいるけれど、カメラで監視されているため注意されます。
今回レーンキープの難易度が高い首都高も走ってみた。さすがにトレースできないコーナーもあったけれど、あまり厳しい状況までクルマに任せるのは怖い。そういった意味では全面的に任せて「もうダメ!」(笑)されるよりいいと思う。
【画像ギャラリー】新型RAV4 Zとアドベンチャーの写真をチェック!(8枚)画像ギャラリー18インチタイヤを履くアドベンチャーは?
続いて235/60R18インチタイヤ(DUNLOP e.SPORT MAXX)を履く「アドベンチャー」に乗る。走りという点ではタイヤの違いだけといってよいのだけれど、予想以上に雰囲気変わる。一般的に20インチより18インチの方が乗り心地良い傾向ながら、新型RAV4は後者を選ぶと良くない意味での緩さを感じてしまう。
SUVっぽくなる、と言ったら分かりやすいかもしれない。全ての挙動がワンテンポ遅れる感じ。新型RAV4は「緩さ」をなく車体作りをしているのに、タイヤが50扁平から60扁平になったぶんだけ「空気とゴム」の柔らかさが出る。
もちろんそれでも平均的なSUVと比べれば上々ですけど。この点、開発チームに聞いたら認識しているとのこと。考えてみればアドベンチャーを選ぶようなユーザーはタイヤ交換なども考えていると思う。
実際、トヨタでも間もなく純正の地上高50㎜ハイトアップオプションを出すそうだ。50㎜上がったらスーパーマンのような走破性になる。悪路はもちろん昨今の大雪で深いワダチができたような雪道だって怖くない。地味なフロントグリルを合わせ、モディファイのベースモデルとして考えているようだ。
まとめ:最大のライバルはRAV4 PHEV!
エクステリアとインテリアをチェック。プラットフォームは先代の改良型ということで、横から見た時のシルエットなどほぼそのまんま。フロントグリルやリアコンビの方向性を大きく変えたため、オフロード志向だった先代より少し都会方向になった。
インテリアはデザインを大きく変えたものの、リアシートの居住性など先代と同等。身長183㎝の私が運転席に座ると、同じ身長の人でちょうど。標準的な日本人の体格なら全く問題ないと思う。ラゲッジスペースは十分な広さを持つ。
以上、新型RAV4を買おうと考えているなら背中を押しておく。SUVとして考えたら世界TOPクラスの快適性や上質感を持つ。
最大のライバルはRAV4 PHEVかと。前述した通り、補助金を考えたら、RAV4 PHEVはむしろ割安感ある。 昨今のガソリン高騰を見ると、電気だけで100㎞以上(カタログ値のEV走行距離は151㎞)走れるのがありがたい。
先代RAV4のPHEVに乗っている読者の方が何人もいるけれど、みなさん満足度メチャ高。購入時のハードル(売れすぎて受注停止中のディーラーも多い)もPHEVの方が低い傾向です。
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