ライズとヤリスクロスどっちを選ぶ? バカ売れコンパクトSUV全面対決


ハンドリング、乗り心地

ヤリスクロスに搭載された1.5L、3気筒エンジン(ガソリン車)の最高出力は120ps/14.8kgm。エンジンのフィーリングは比較的おとなしい印象だが、ハンドリングや乗り心地はヤリスクロスに軍配が上がる

 ライズはハンドルの切りはじめのフィーリングの悪さ、荒れた路面だとリアのバタつきが気になる乗り心地など、運転していると安っぽさを感じることがある。

 いっぽうのヤリスクロスも悪くはないものの、ヤリスを運転した際に感じる「オッ」という雰囲気のよさのようなものはなく、ライズほどではないにせよ荒れた路面だと乗り心地がイマイチというシーンもあり、全体的には普通といったところだ。

 そのため、ハンドリングと乗り心地はヤリスクロスの勝ちとする。

 なおヤリスクロスの乗り心地がイマイチさは車重が重いほど緩和されるので、ヤリスクロスの中での乗り心地はハイブリッドの4WDがベストではある。

安全装備&運転支援システム

ライズの価格表。X以外のグレードに予防安全機能「スマートアシスト」を設定。最上級グレードZには先行者追従型のアダプティブクルーズコントロールとレーンキープコントロールを装備

 ライズはベーシックなX以外ステレオカメラからの情報を基盤とした自動ブレーキやオートハイビームなどから構成されるスマートアシストが標準装備となり、最上級のZには停止まで対応する先行者追従型のアダプティブクルーズコントロール(以下ACC)とLKC(レーンキープコントロール)が装備される。

 またZと上級のGには斜め後方を監視するBSMもオプション設定される。

 ヤリスクロスもベーシックなX”Bパッケージ以外にミリ波レーダーと単眼カメラからの情報を基盤に、自動ブレーキ、停止まで対応するACC、LTA(レーントレースアシスト)、オートハイビームなどから構成される最新版のトヨタセーフティーセンスが標準装備され、ZとGにはBSMがオプション設定される。

 同じようにも見える安全装備&運転支援システムだが、ライズのものはJNCAPのテストを見ると対停止車両には50㎞/hで止まれず、夜間の歩行者には未対応、ACCの出来も悪いと、日本車のこの種のデバイスの中では見劣りする。

 対するヤリスクロスは夜間の歩行者や昼間の自転車、右折の際の対向車にも対応、運転支援システムの完成度も上々と車格を超えて日本車トップクラスと、安全装備&運転支援システムに関しては比較にならないほどの差があり、ヤリスクロスの勝ちだ。

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