「ランクルでも良いじゃん」にどう回答? レクサスの超高級SUVにしかない新型LXの価値はあるか

「ランクルでも良いじゃん」にどう回答? レクサスの超高級SUVにしかない新型LXの価値はあるか

 2022年1月、レクサス、いや日本車としても最高級となるSUV、新型LXが発売。通算4代目のモデルとして世に送り出された。

 レクサス LXといえば、トヨタのランドクルーザーにルーツを持つ本格オフローダー。ある意味では、「ランクル」として世界的にも確固たるブランドを持つだけに、レクサスのLXとしての立ち位置は他車以上に難しいともいえる(編注:最上級グレード同士の比較するとランドクルーザー GR SPORT=800万円、レクサス LX600“EXECUTIVE”=1800万円で、ちょうど1000万円の価格差 )。

 さらに、輸入車にも高級SUVとして多くのライバルがいる。そうしたなかでLXにしかない価値はいったい何なのだろうか。その答えを探るべく、さっそく新型を走らせた。

文/鈴木ケンイチ、写真/池之平昌信

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兄弟は伝統のランクル! レクサスSUVの「頂点」 新型LXは何が売り?

レクサス 新型LX600“EXECUTIVE”/全長×全幅×全高:5100×1990×1895mm、エンジン:3.5L・V6 DOHCターボ、最高出力/最大トルク:415ps/66.3kgm、WLTCモード燃費:8.0km/L、価格:1800万円
レクサス 新型LX600“EXECUTIVE”/全長×全幅×全高:5100×1990×1895mm、エンジン:3.5L・V6 DOHCターボ、最高出力/最大トルク:415ps/66.3kgm、WLTCモード燃費:8.0km/L、価格:1800万円

 レクサス LXとは、トヨタのプレミアム・ブランドである「レクサス」のフラッグシップSUV。つまり、数多くあるトヨタSUVの頂点に君臨する。その一番の特徴は、兄弟車がトヨタの「ランドクルーザー」であること。ランドクルーザーは、「どんなところに行っても、必ず帰ってくることができる」というほど、とにかく丈夫で走破性が高い。過酷な環境に挑むSUVとして世界ナンバーワンと言えるのが「ランドクルーザー」だ。

 そんなタフな兄弟に対して「LX」は、レクサスならではの「上質さ」をプラスしたという。「世界中のどんな道でも楽に、上質に」がコンセプトだ。“楽に、上質に”が「ランクル」との違いとなる。

 わかりやすい上質の部分は、デザインだろう。巨大なスピンドルグリルとシャープなヘッドライトを組み合わせた顔つきは、フラッグシップらしい風格を漂わせる。また、新型LXには、オットマン付きの豪華な後席を擁する4座仕様「エグゼクティブ」グレードが用意されている。これもランドクルーザーとの大きな違いだ。

 メカニズム的には、ディーゼルも選べるランドクルーザーに対して、新型LXは3.5L・V6ツインターボ・ガソリン・エンジンのみ。ハンドリング&足回りでは、電動パワーステアリングと、車高とバネレートを変更できる「AHC(アダプティブ・ハイトコントロール・サスペンション)」の採用、22インチの大径アルミホイールの設定が特徴となる。こうした2車の違いが「楽に、上質に」につながってくるのだ。

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