注目の納期は驚きの!? 新型LXにしかない価値とは
ちなみに新型LXの開発陣は、レクサスならではの走りを「すっきり&奥深い」と表現する。クルマとドライバーが対話するために、挙動はいつも一定でノイズのない「すっきり」としたもの。そして、どんな路面や状況でも破綻せず、ドライバーの希望に応える「奥深さ」を備えるという。
確かに新型LXは、オンロードでもオフロードでも、ドライバーの予想外の動きをせず、素直ですっきりとした反応を見せてくれた。また、のんびりと思えばのんびりと、キビキビと思えばキビキビと、というように、どこまでもドライバーの希望に応える。懐の深さも印象深かった。正直、派手さや外連味はない。しかし、「本物を知る人が最後にたどり着くブランド」というのがレクサスの狙いだと、開発陣は説明する。
なるほど、新型LXを試乗してみれば、いちいち開発者の言うとおりだ。「ランドクルーザー」はトヨタの誇るSUVではあるけれど、「楽に、上質に」という点では「LX」には敵わない。オフローダーとして世界最強クラスの「ランドクルーザー」に、「楽に、上質に」というプラスアルファを加えた「LX」。
そんなLXの魅力を理解している人は、世の中には数多く存在する。なにせ、この新型LXの納期は最大で約4年。注文が殺到して、生産の現場では悲鳴が上がっているという。「本物を知る人」は案外に多いのだ。
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