EV時代も「雪道上等」!! ソルテラでも変わらぬ「スバルAWDの矜持」を雪の群馬で実感する!!

■ソルテラ vs ライバル輸入車対決!

ヒョンデ アイオニック5。個性的かつ未来的なデザインが目を引く。全長4535×全幅1890×全高1645mmで、72.6kWhのバッテリーを搭載
ヒョンデ アイオニック5。個性的かつ未来的なデザインが目を引く。全長4535×全幅1890×全高1645mmで、72.6kWhのバッテリーを搭載

 欧州市場ではEVをめぐる激しい戦いが始まっており、bZ4Xとソルテラも売れ筋サイズのど真ん中でガチバトルを強いられる。ソルテラの開発チームに聞くと「開発段階でのライバルをVWのID.4にしました。何とか勝てていると思っています」。確かにID.4よりいいクルマに仕上がっている。

 メルセデスのEQAやプジョーe-2008あたりと比べてもソルテラの勝ち。しかし突如ヒョンデからアイオニック5という圧倒的な強さを持つライバルが出てきた。

 原宿のショールームに行くとネットで予約すれば誰でもアイオニック5の試乗ができるけれど、ハンドル握ったらしいトヨタ関係者曰く「これはマズイと心底思いました」というくらいよくできている。そもそも止まっている状態で圧倒的に上質だ。

 インテリアはソルテラが液晶1枚に対しアイオニック5が2枚。センターコンソールが残っていてエンジン車みたいなソルテラと違い、完全なる電気自動車プラットフォームのためウォークスルーで広々。リアシートの居住性や質感についちゃ圧倒的にアイオニック5。

 電気自動車は購入よりリース&サブスクがメインになるだろう。欧州に住んでいる欧州人であれば、同じ支払金額なら迷わずアイオニック5を選ぶ。

 リースの時代になると、今まで日本車が得意としてきた燃費のよさや耐久性、長い所有期間に渡る信頼性など関係なくなる。しかも電気自動車のコストはバッテリーの調達価格で大きく違ってくる。バッテリーの生産、液晶や半導体と似ているそうな。

 だとしたら価格競争力を失った日本の企業に勝てるとはとうてい思えない。バッテリーの調達価格が高いと車体でコストダウンするしかなく、実際、そのとおりになってると感じました。

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