■新開発! 8速ATに注目!
トランスミッションをサプライヤーに依存せず内製としているマツダが新開発した8速AT。
この特徴はほとんどのATに採用されているトルクコンバーターを廃してクラッチを採用している点。トルコンは発進時や変速時にショックを和らげスムーズだが抵抗があり燃費で不利。
これをクラッチで行うことで省燃費とMTのようなダイレクト感を目指している。
試乗では若干ショックを感じる領域がまだあったが、マルチギヤによる継ぎ目の細かい心地よい加速フィールは魅力的。継続して熟成していってほしい。
●マツダ CX-60開発試作車 主要諸元(e-SKYACTIV PHEV/e-SKYACTIV D)
・全長×全幅×全高:4742×1890×1691mm
・ホイールベース:2870mm
・エンジン:直4 2488cc+モーター/直6 3283cc ディーゼルターボ+モーター
・エンジン出力:191ps/6000rpm/254ps/3750rpm
・エンジントルク:26.6kgm/4000rpm/56.1kgm/1500-2400rpm
・モーター出力:175ps/27.5kgm/17ps/15.6kgm
・システム出力:327ps/51.0kgm/ー
・トランスミッション:8AT
・バッテリー容量:17.8kWh/0.33kWh
・サスペンション前/後:ダブルウィッシュボーン/フルマルチリンク
■MAZDAのビルディングブロック構想
●PHASE 1…SKYACTIV-G、SKYACTIV-D、SKYACTIV-DRIVE/MT、i-STOP/i-ELOOP、SKYACTIV-BODY/CHASSIS
●PHASE 2(2019年-)
・LARGE群(縦置き型)…直列6気筒(SKYACTIV-G/D/X)、PHEV、MILD-HEV 48V、8速AT、SKYACTIVマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー
・SMALL群(横置き型)…SKYACTIV-X、MILD-HEV 24V、BEV、REマルチ電動化技術、SKYACTIVマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー
●PHASE3(2025年ごろ-)
・SKYACTIV EV SCALABLE ARCHITECTURE
■デビュー時に用意されるパワーユニットは4種類
●直4 2.5Lガソリン…最高出力:188ps/6000rpm 最大トルク:25.5kgm/3000rpm※
●直4 2.5Lガソリン+モーター(PHEV)…システム出力:327ps/6000rpm 51.0kgm/4000rpm
●直6 3.3Lディーゼルターボ…最高出力:231ps/4000-4200rpm 最大トルク:51.0kgm/1500-3000rpm※
●直6 3.3Lディーゼルターボ+モーター(M-HEV)…エンジン出力:254ps/3750rpm 56.1kgm/1500-2400rpm
※いずれも社内測定値
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