■カーフェリーで北海道へお金を使いに行こう!
クルマを乗せてしまえば、あとは優雅な船旅だ。
ベッド2つの個室で、バルコニーつきとなかなか豪華。最上階なので、明るくなってからの眺めはすばらしい。外のバルコニーに出て風に当たることも出来る。
食事は乗船直後の夕食、翌日の朝食と下船前の軽食の3食をレストランで食べることができる。
夕食はメインを選び、サイドメニューやごはん、パン、サラダ、デザートなどをビュッフェ形式で好きに選ぶことができる。ドリンクバー付きで1500円はお得。どれもおいしく、食べ過ぎに注意である。
朝食はバイキングで1050円、軽食はカレーかジャージャー麺が選べて500円だ。
船の揺れが気になるかとも思ったが、(担当者は船酔いしやすいタイプなので実は戦々恐々だったが)これがまったく、本当にまったく気にならず就寝。
翌日の下船は同乗者と一緒にクルマに乗り込み、係員の誘導で降りる。係員が丁寧に出やすいクルマから動かしていたのが印象的だった。
クルマを乗せたら美味しい食事をいただいて、素敵な部屋で寝て起きて大海原を望む景観を楽しんだら北海道に到着。うーん、カーフェリーの旅、最高では。
※「さんふらわあ ふらの」によるカーフェリーの旅、詳細が知りたい方はこちらをご参照ください。
■「お客さんが減っているのが一番困る」
苫小牧フェリーターミナルからクルマで約10分のところに「海の駅ぷらっとみなと市場」がある。海産物のおみやげの購入や食事が楽しめる観光スポットで、この施設の向かいに「マルトマ食堂」というホッキ貝カレーがおいしいことで有名な店があるのだが、朝6時〜午後2時までの営業のため今回は間に合わなかった。無念。
代わりに海の駅の「わがまま丼苫小牧食堂」で小海鮮丼と小ホッキ貝カレーのセットを食べたが、新鮮なホッキ貝の濃厚なカレーは絶品であった。
海の駅の店員さんに先日の北海道胆振東部地震について聞くと、やはり厚真町の被害がひどかったという話であった。さらには観光客が減っていることを嘆いていた。
皆さん、北海道旅行、行きましょう!
苫小牧フェリーターミナルから厚真町まではクルマで約1時間。厚真町の町役場を目指したが、近づくにつれて舗装が全面的に剥がされている場所や通行禁止になっている橋と遭遇。
町役場から山側へ向かうといくつも通行止めがあり、地滑りを起こしてむき出しになった山肌、いくつもの倒木、土砂によって傾いた家屋もあった。
北海道胆振東部地震の被害といえば北海道全土の停電が印象的で、その停電が回復した時点で本州では復興にまつわる関心が減ってしまった側面があるが、実態を見るとまだまだ「地震以前と同じ」というレベルには届いておらず、なにより観光客が減っているという状況が問題だ。
現地で観光を楽しむことでお金を落として、微力ながら復興支援の一助にしたい。
苫小牧フェリーターミナルから札幌市街中心部までCR-Vで一時間強。
明日はじっくりこのクルマの真価を試したい。
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