■そのままで日本市場でも売れるのでは?
ちなみに今回の試乗会、ほぼ全開走行を2日間行ったのだけれど、ZEEKRもSEALもトラブルなし。参考車だったテスラの足回りが壊れたくらい。
ジャッキアップした時にアーム類などをチェックしてみたが、2780kgというヘビー級の車重相応の太さを持たせていた。ブレーキなんかアケボノの対向ピストンを使っていますから。
ダメな中国車も存在するだろうけれど、ZEEKRとBYDにかぎって言えば日米欧車と比べてもまったく遜色ないレベルに仕上がっている。それでいて価格は半分。私が中国に住んでいる中国人なら迷わず選ぶと思う。
気になる走りだけれど、これまた日米欧の自動車屋さんが味付けしていること間違いなし。一般道で存分に走りだけじゃなく、タイトなレーシングカート用のコースをほとんど全開で走って破綻しない――ばかりか楽しい。
やはり前後の重量配分がよく低重心の電気自動車は、多少重さを感じさせることを除けば素晴らしい資質を持っていると認識させられた。このまんま日本で売れるレベルです。
■TEIN製ダンパーで走ってみると……
SEALと同様、TEINの補修用ダンパー『エンデュラプラス』に交換して同じコースを走ってみたらなるほど、標準は大きい入力時は少しばかり減衰力不足だったことがわかる。
エンデュラプラスだと良好な乗り心地をキッチリとキープしたまま高速&高G領域での落ち着きがハッキリ違う。最初からこのダンパーでいいと思うほど。エンデュラプラス、価格と性能のバランス素晴らしい!
さらに車高調『FLEX Z』だと高性能GTになってしまう点もSEALに乗った時の印象と同じ。クルマ好きならこのくらいシャープがいいと思う。最もよかったのはFLEX Zに自動減衰力切り替え機能『EDFC5』を加えたものだった。
エンデュラプラスとEDFC5、日本車に装着したらどうなるか改めてレポートしたい。決定的なダンパーになるかもしれません。
【画像ギャラリー】ポルシェパナメーラ級のスタイリッシュボディを持つZEEKR 001bは乗ってどうだったのか?(14枚)画像ギャラリー
















コメント
コメントの使い方実力・実績の無い中華企業が札束でほっぺた叩いて老舗の欧米メーカーを配下に引き寄せる現状を憂う。
商売ってそういうもんじゃないの、昔から
大きいから、日本では売れないでしょうけどね。車自体は素晴らしいから、この勢いをシティコミューターに反映したらいいと思います。
車自体は素晴らしいとか言ってて乗ったことも見た事もないんやろ?
ましてやキミ評論家ですらないやろ
それではあなたは見て触れたことがあるのでしょうか?あなたは評論家でしょうか?一応これでも韓国ハーフで幼い頃はあっちにいたので家の車もヒュンダイと第一汽車だったので馴染みはあなたよりあると思いますが?(こういうこと言うとすぐ在日とか言われるんですよねほんと)
ジーリーのトップは日本車に対するリスペクトを持っているのを昔の記事で読みました。日本では発売しないリンク&コーのブランドイベントを富士スピードウェイでやるほどです。それを知っていれば
レベルアップも頷けます。今回の記事を読んで危機感を抱かない人に、この先はないでしょう。プライドばかりのチャンピオンが挑戦者を馬鹿にした挙げ句に敗北するのは良くある話でしょ。
昔の記事ってベストカーさんの?
マガジンXだったと思います
中国車すごいぞー日本もうかうかしてられないぞーいやもう負けてるぞー的論調で、最近一部マスコミが何故か煽っているが、日本の消費者は惑わされてはいけない!
あなた中国嫌いねー。資本主義が共産主義に勝てるわけないでしょ。それに、車自体は素晴らしいものですから高く評価され、EVで遅れている日本が焦らなくてはならないのも当然。中国だからと十把ひとからげに否定せず、それをきちんと知ってからものを言うことを心がけてください。この車がボルボから出ていたらあなたはこんな風に書いたかしらね。