■直3、1.5Lハイブリッドは質感を大幅に向上
気になるパワーユニットは3気筒DOHCエンジンにモーターの組み合わせで、バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載している。試乗車はFF車だった。
ヤリスクロスで気になった振動とノイズは大幅に低減されている。そしてアクセルを踏み込むと、シュンと気持ちのいい伸び感の加速を披露した。
モーターの活躍の場が多いから応答性のよさと上質感が際立っている。
サスペンションは、ストラットとトーションビームで構成し、これに新構造のダンパーを組み合わせた。
サーキット走行でもボディ骨格がしっかりしているし、足の動きがいいのでリニアリティの高いハンドリングを楽しめる。接地フィールもしたたかだ。
ロール剛性が高いことに加え、操舵レスポンスもクイックだから狙ったラインに乗せやすい。乗り心地がよかったことも驚きだ。
残念だったのは試乗車にパワーシートやベンチレーションシートが装備されていなかったことだ。レクサスにはボトムから上質で快適性が高いことが求められると思う。
■ユーザーの感性にマッチする5つの世界観をコーディネート
エクステリアとインテリアをコーディネートした5つの世界観を提案。さらに自由にカスタマイズできるオーダーメイドシステムも採用する
●レクサスLBX 主要諸元
・全長:4190mm
・全幅:1825mm
・全高:1560mm
・ホイールベース:2580mm
・エンジン:直列3気筒DOHCハイブリッド 1490cc
・最高出力:91ps/5500rpm※
・最大トルク:12.2kgm/3800-4800rpm※
・フロントモーター:80ps/14.4kgm※
・リアモーター:5.3ps/5.3kgm※
・トランスミッション:電気式無段変速機
・サスペンション:F/ストラット R/トーションビーム(FF)ダブルウィッシュボーン(4WD)
・タイヤサイズ:225/55R18
※……LBXでは正式公表値ではなく、同ユニットを搭載するヤリスクロスの数値
●トヨタ ヤリスクロスハイブリッドZ 主要諸元
・全長:4180mm
・全幅:1765mm
・全高:1590mm
・ホイールベース:2560mm
・エンジン:直列3気筒DOHCハイブリッド 1490cc
・最高出力:91ps/5500rpm
・最大トルク:12.2kgm/3800-4800rpm
・フロントモーター:80ps/14.4kgm
・リアモーター:5.3ps/5.3kgm
・トランスミッション:電気式無段変速機
・サスペンション:F/ストラット R/トーションビーム(FF)ダブルウィッシュボーン(4WD)
・タイヤサイズ:215/50R18
コメント
コメントの使い方トヨタレクサスのフロントデザインのアメリカ感や台形グリルによる気持ち悪さ・下品さは何とかならんものか?