■実際に乗ってみたけど、めっちゃ良いじゃんこれ!
超長い前置きになった。そんなことを考えながら試乗してみたら、とても良いクルマである。基本は電気自動車なので静か&滑らか。
発電機として使う燃料電池はスタートシーケンス(圧縮空気でスタック内の水分などを飛ばす)で派手な空気音を出すものの、走り出したら無音といってよい。
GMと共同開発した新世代の燃料電池、クラリティに搭載されていたタイプより寿命2倍。コスト半分になったそうな。
クラリティで気になったターボポンプの耳鳴りのような高周波は無くなっており快適。現行MIRAIに搭載されているトヨタの燃料電池と同等の性能を持つと考えていいだろう。
今回は北海道のテストコースにある一般道を模した様々な道を走ってみたが、乗り心地上々! 低重心のため、SUVだということを意識しない安定したハンドリングだった。水素ステーションさえ増えたら、ガソリンPHVと同じように使えます。
興味深いことにホンダは依然として販売はしない。5年のクローズドエンドリースのみ(クルマは5年後に返却)。価格も少しばかり高い。だからこそ70台というリース目標になっている。
ただ70台が様々な道を走ることでデータも貯められるし、課題だって出てくると思う。そいつを「コストは今の半分。寿命を2倍にします」(ディーゼルエンジンと同等)という次世代の燃料電池に活かせば日本の技術や競争力をキープ出来ると考える。
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