広大な大地、どこまでも続くまっすぐな国道。北海道にはドライバーを魅了してやまない道と風景がある。
特に夏は最高のシーズンだ。北海道特有の湿度の低いカラッとした気候は過ごしやすく、美しい自然が堪能できるからだ。
広い北海道を満喫するには、クルマが欠かせない。そこで、フェリーでの北海道旅行をおすすめしたい。
新型コロナウイルス感染症を避けるには、何より『密』を避けたいが、公共交通機関を利用するとこれは難しい。
しかしフェリーならば、移動中は愛車の中だ。フェリーの乗船はクルマへ乗ったままで可能(同乗者は別乗船)、雑踏をかき分けることはほぼない。さらに個室ならばプライベートな空間が確保できる。
愛車との安全・安心の北海道旅行にカーフェリーで行ってみませんか!!
文:ベストカーWeb編集部 写真:池之平昌信、中里慎一郎、Adobe Stock(GOTO YOSHIHIKO@Adobe Stock)【PR】
■出発地の茨城県大洗まで東京から約2時間
商船三井フェリーの「さんふらわあ」は茨城県の大洗と北海道の苫小牧を結んでいて、関東圏から北海道に行くには最適だ。東京から大洗港までは約2時間で到着する。
夕方便の乗船手続き時間は16時からなので、早めについて大洗観光もお勧め。密を避けたスポットであれば例えば景色も楽しめる「大洗磯崎神社」はいかがだろうか。旅行の安全祈願をするのもいい。
また大洗マリンタワーでこれから乗る「さんふらわあ」を高所から眺めるのも面白い。
他にもできたての明太子を食べられる「めんたいパーク」や「大洗海鮮市場」などでお腹を満たすことも可能だ。
■快適なさんふらわあ さっぽろ/ふらの
夕方便の「さんふらわあ さっぽろ/ふらの」は最新のハイブリッド推進装置を採用したフェリーだ。大洗から苫小牧までの所要時間は17時間45分。
だがこの長旅も、快適に移動することができる。船内に入ると吹き抜けの広いロビーが迎えてくれる。ほかにも外部デッキなど開放的な空間でくつろぐことができる。
■北の大地は愛車で移動中も楽しめる
今や世界的に人気のあるSUV。統計によれば2018年に販売された新車の36.4%がSUVであった。
そんなSUVは、北海道を走るのに最良の選択肢だ。路面はスムーズな高速道路から荒れた道路までコンディションは様々だが、大きなタイヤとストロークのあるサスペンションにより快適な移動ができる。
ベストカーでは2018年にデビューしたホンダCR-Vを商船三井フェリーを利用して北海道まで運び、試乗を行った。
1.5L VTECターボエンジンは全長4605×全幅1855×全高1690mmとハリアーやフォレスターなどとほぼ同等のボディを余裕のトルクで走らせる。
苫小牧から札幌まではあえて高速を使わず、国道を利用して千歳経由で北上。途中にある牧場の横では、牛と記念撮影。こんな風に愛車の写真を撮りながら移動できるのも、マイカーならではの利点だ。
札幌市内でも様々な名所を巡った。札幌時計台、羊ヶ丘展望台、大倉山シャンツェなどなど。短時間での移動もクルマなら便利。札幌市中央卸売・場外市場では海鮮丼に舌鼓を打った。
高速道路の整備された北海道では、苫小牧から札幌に出ることも容易。そして、小樽や富良野といった観光地へもすぐ移動できる。クルマならば限られた時間で多くの場所を訪れることができる。
最新のスポットとしては苫小牧から近い白老町に2020年7月12日にオープンする予定の話題の「ウポポイ」でアイヌ文化に触れることもできる(予約等はホームページをチェックだ)。
やはり北海道に行くならマイカーをおすすめしたい!
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