■雪上ワインディングこそアイスガード7の本領発揮か
ここからクルマ好きの聖地ともいえる群サイでの印象を。当日の群サイはアイス路面に新雪と存分に実力を試せる完璧な路面状況!! 凍りに凍ったアイス路面での安心感たるやすさまじい。
クローズドコースなので遠慮なく速度域を上げてもその安心感は変わらず、タイヤが路面に吸い付くような印象が増していく。コーナーに差し掛かってもその安心感は変わらず。
前に進む力と、横滑りを御するタイヤグリップのバランスがとれている。時おりアイスバーンを見せる激しいコーナーでも、今回の試乗車のアウトランダーPHEVのAWD性能を引き出してくれていた。
もちろんブレーキ性能も抜かりなし。街中のようにゆっくり減速しても狙い通りに停止。クローズドコースということである程度速度が乗った状態でブレーキをしても、路面にグイグイ噛みつきながらしっかり止まってくれるのだった。
■”アイス”ガードだけど雪もおまかせあれ!! 新雪だってなんのその
アイスガードという名前だが、もちろんそれ以外の新雪や圧雪路だって完全包囲してまっせ。実際、群サイで新雪路面に突っ込んでみたのだが、雪煙をまき散らしながらしっかりと狙い通りのラインを突き進める。
本州の雪は水分も多く含みかなりの走行抵抗になるのだが、これがまたスタックの要因になったりもする。それなのにアイスガードSUVは雪までもガッチリつかんじゃうからこれまたいいですね~。
■柔らかさがイイ!? プロが褒めるワケが衝撃!!
群馬サイクルスポーツセンターでテスト後、同じくアウトランダーPHEVで氷上テストを敢行。今回の場所は長野県にある女神湖だ。ここは冬になれば湖面が凍り、クルマのテストや走り好きが集まるいわば聖地である。
先日と同じく編集スタッフが試乗したところ、「さすがアイスガードを名乗るだけある」とこぼれるほどの安心感!! とくに停止時はもとより、旋回時などもドライ路面と同じ感覚で走れるのであった。
そして当日現場に居合わせたモータージャーナリスト鈴木 直也氏にも乗ってもらったのだが、開口一番「柔らかさがイイ!! 氷上性能もさすがのデキ」と断言。
ん? と思うなかれ、通常スタッドレスタイヤは気温が下がるほどにトレッド面が固くなる傾向にあるのだが、氷点下であってもその柔らかさは健在!! どんな状況であっても性能が変わらないという裏付けでもある。
コーナリング時などもSUVらしい乗り味はそのままに、タイヤが自然にしなるような動きが路面追従性をアップさせていて頼もしい存在なのだ。
続けて「タイヤ性能のバランスもイイ」ともコメント。女神湖から都内へ戻す道中はほとんどがドライ路面、筆者も書いたように乾いた路面であったがになる騒音がなく、快適性をしっかり担保しているのだ。
■サイズラインアップが豊富!! 純正と同サイズを選べるのも◎
ちなみにアイスガードSUVの得筆すべきポイントは走行性能だけでなく、サイズラインアップにもある。SUVというだけあって15~22インチと超幅広い。今回アウトランダーPHEVに装着したのが純正サイズと同じ255/55R20とこれまた巨大であるが、もちろんアイスガードSUVに用意されているもの。
昨今の新型モデルは大きなサイズが当たり前であるが、意外と純正装着タイヤと同じサイズがない場合も。だが、アイスガードSUVならばそんな心配も無用なのだ!!
雪道初心者の筆者でも超安心してアイスに新雪路を走れたアイスガードSUV。心の底からオススメしたい逸品で、初めてSUVを購入した、あるいは今乗っている方も、一度試してみてほしいと思えるほど!! マジでSUV専用を謡っているのはダテじゃないっすよ。
【画像ギャラリー】アイスガードSUVの真相がコレ!! アイス路面も新雪も余裕でイケる(11枚)画像ギャラリー
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