三菱ふそう独自のメーカー完成車を展開予定!
先代でも衝突回避支援/衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)や側方衝突警報、車線逸脱警報などの先進安全装備を搭載していたが、新型ではさらにAEBSに昼夜間の歩行者/自転車検知機能が備わり、また出会い頭警報や標識認識システム、アダプティブクルーズコントロール、オートマチックハイビーム、ドライバー異常時対応システム(EDSS:オプション)といった最新のADASを装備する。
新型ファイターの型式展開から、基本的な車型ラインナップは2026年型レンジャーと共通とみられ、先代に対しては総輪駆動車型(厳密には復活)や増トン系ダンプシャシー(GVW11トン/14トン)の追加などバリエーションを充実させた。いっぽう、先代の市場シェアが高かったGVW14.5トン車型とGVW20トン3軸6×4車型の設定がないのは気になる。
シャシーと架装物を一体として供給する完成車や特装車については、三菱ふそうが独自に架装メーカーおよび架装物・艤装品をプロデュースしたモデルを展開する。この点は、完成車という商品に対する日野との考え方の違いが現れるところでもある。
そのほか、運行管理者を対象とした三菱ふそうのテレマティクスサービス「Truckonnect(トラックコネクト)」は、新型ファイターにも対応する。ただし先代と完全に同一の機能ではなく、遠隔診断なども未対応となっている。
中型クラスのスタンダードである5リッター級4気筒ターボエンジンを搭載した新型ファイターは、ボリュームゾーンたる4トン車市場への本格復帰を果たすものといえる。しかし、これまで独壇場となっていた大排気量6気筒エンジンによる増トン車ニーズのフォローも、将来期待されるところだろう。
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