eキャンター第2世代(2020年)
20年8月、eキャンターは第2世代に進化する。
第2世代では先進ドライバー支援システム(ADAS)である衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)、車線逸脱警報装置(LDWS)、車両安定性制御装置(ESP)を新たに標準装備し、安全性を向上した。
新型eキャンター誕生(2022年)
22年9月、新型eキャンターが発表された。
容量41kWhのCATL製リン酸鉄リチウムイオン電池パックをシャシー下に1〜3基搭載し、国交省審査地で航続距離99〜324kmを実現。
eアクスルに組み込まれたモーターは、連続出力85kW(約115PS)または110kW(約149PS)、最高出力110kWまたは129kW(約175PS)を発揮する。
国内向け28車型、欧州向け42車型(左/右ハンドル車合計)という豊富なバリエーションを展開する。
キャンターエコハイブリッド(2006/2012年)
キャンターエコハイブリッドはトラック電動化の先駆だ。
08年の初代でパラレル式ハイブリッドを実用化。12年の2代目でDUONICと組み合わせたシステムへと進化した。
搭載する高電圧バッテリーの内部や充電率の変化など、実際の小型トラック運行から得られた知見は貴重なもので、eキャンター開発に多大な貢献を果たしている。
【画像ギャラリー】外観の進化にも注目!! eキャンター12年の足跡をチェック!!(11枚)画像ギャラリー