新型ヴェゼルの受注が絶好調だ。フィットベースのコンパクトSUVだが、存在感はクラスを超えた感があり、好評なのだろう。ホンダのトップセラーとなるのか?
新型ヴェゼルの1番人気はe:HEVのZグレード。約300万円前後の価格となるが、装備が充実しており、満足度が高いモデルとなっている
新型ヴェゼルの車両寸法は全長4330㎜×全幅1790㎜×全高1580㎜(4WDは1590㎜)で旧型とほぼ変わらないサイズに収まるが、デザインの違いで非常に伸びやかに見えるフォルムだ
B/CセグメントのSUVでは定番のブラックアウトされたリアドアハンドルなどは、旧型の意匠を受け継いだもの。しかし全体的なイメージは一新された。写真は16インチタイヤを履くXグレード
発表当時、とあるSUVのiいところどりでは?との懸念もあったが、実車を見れば、杞憂であったことがわかる。プレーンななかにも存在感を感じる「ホンダ車」の特徴を引き継いだといえる
旧型ヴェゼルはモデル末期でもトヨタC-HRと互角の販売数を誇った。扱いやすいボディサイズながら、室内の広さが人気だった。ここに走りや乗り心地のよさが加わった新型は、安定して売れるだろう