カワサキが欧州のYouTubeチャンネルで新型ネオクラシックモデルのティザー動画を配信している。正式発表は9月27日とされ、新型Z650RSのデビューが有望視されている(CGイラストは編集部が制作したもの)
2022年に新登場すると本誌が予想するカワサキZ650RSはこのような姿に!? カラーはグリーンという情報だ(CGイラストは編集部が制作したもの)
空冷Z650はカラーバリエーションに赤もラインナップ。令和版Z650RSについては赤の情報は確認できていないが、CG化してみた(CGイラストは編集部が制作したもの)
Z650RSのベースと目されるZ650。水冷並列2気筒649ccエンジンを搭載したネイキッドモデルだ。出力は68PSに留まるが189kgと中型モデル並みに軽量だ
こちらが1976年に発売された元祖Z650。エンジンは空冷並列4気筒652ccは64PSを発揮していた。車重はZ1よりも20kgほど軽量だった
カワサキのティザー動画第2弾にはさりげなくZ650の姿が映りこんでいる。その後第3弾の動画ではうっすらとシルエットを見せている
1972年秋に出荷が始まったZ1は、開発コードN-600からT-103に設計変更されたモデルの完成形。ゼロヨン加速から世界最速へと軸足が移っている
2018年に登場したZ900RS。1972~1973年に発売された初代Z1のファイアーボール(火の玉)カラーを纏って発売された
2020年のZ900RSは、1974年のZ1Aが採用した通称タイガーカラーを再現して登場
1974年のZ1Aで採用されたキャンディトーングリーン。この年式から直線的なライングラフィックに変更された。一般的に「タイガー/イエロータイガー」と呼ばれる
2022年のZ900RSは、1975年のZ1Bが採用した通称玉虫カラーを再現して9月1日に発売された
1975年のZ1Bで採用されたキャンディトーンスカイブルー。前年の直線的なライングラフィックを一部改良。一般的に「玉虫/青玉虫」と呼ばれる
2022年にはZ900RS SEも新登場。欧州でしか発売されなかったイエローボールカラーとすることでZ1の人気カラーがコンプリートされた形だ
イエローボールは、1972年に登場した初代Z1で欧州でラインナップされたというキャンディトーンイエローのこと。写真は絶版車ディーラー「ウエマツ」で販売されていた車両で、リビルト外装を装備した再現例となる
もし2022年にZ1の50周年を祝うのであれば絶対に欠かせないのが火の玉カラー。特別装備のZ900RS SEに設定すると注目度も高まるだろう(CGイラストは編集部が制作したもの)
ティザー動画第3弾に映り込んでいたシルエット。メッキリム付きの丸目のヘッドライトと2連砲弾メーターが確認できる