●古い常識その1:軽自動車は安い? 昔は安い自動車が欲しければまず軽自動車が候補にあがったが、今はコンパクトカーよりも高価な軽自動車も珍しくない。写真のホンダ N-ONEはグレードによっては200万円を超える
●古い常識その2:軽自動車は燃費がいい? 昔の軽自動車は車重も軽く燃費もよかったが、安全装備採用による重量増などによって燃費のアドバンテージはほぼなくなった。写真のスズキ エブリイワゴンの燃費はWLTCモードで13.3km/Lとなっている
●古い常識その3:軽自動車の安全性は低い? 衝突安全性は年々向上し、自動ブレーキの性能は登録者を上回るものも少なくない。写真のホンダ N-WGNなどは安全性の高い軽自動車のひとつだ
●古い常識その4:若い人が3ナンバー車に乗るのは生意気? 昔の3ナンバー車は自動車税が5ナンバー車の倍だった上に車両価格も高価だったのでこんな風にいわれたが、税制が変更された今ではさすがにこのようなことを言う人はいないだろう。写真のトヨタ ヤリスクロスのように、小排気量で比較的安価な3ナンバー車も今では多い
●古い常識その5&6:輸入車は高い?&ボディの大きいクルマは排気量も大きい? VWゴルフはグレードによってはシビックなどと同等の価格帯である上に、1リッターの3気筒ターボという小排気量グレードもラインナップされている
●古い常識その7:ディーゼルは臭い、汚い、うるさい? 軽油の精製技術が向上したこともあり、ディーゼルエンジンの排気はガソリン車とほぼ同等となっており、騒音も少なくパワフルとなっている。写真はディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)を搭載するマツダ2
マツダが誇るSKYACTIV-D。高い環境性能でディーゼルの常識を覆したエンジンといっていい