■価格4億円超え! 最高出力1600ps! 最高速490km/hオーバー! 桁違いのスペックを誇る「ブガッティ シロン・スーパー・スポーツ」をギャラリーでチェック!
ブガッティ シロン・スーパー・スポーツは8L、W16気筒クワッドターボエンジンを搭載し最高出力1600ps、最大トルク1600kgmを発揮する
0-100km/h加速は2.4秒、時速200kmまではなんと5.8秒で到達してしまう
ブガッティと縁がある著者 木村好宏氏は今回特別に試乗会へ招待され、シロン・スーパー・スポーツを試乗する機会を得た
ドアを取り巻く伝統的アイコンであるCラインと、そこから後方に伸びたリアフェンダーのデザインが、視覚的にもハイスピードでの安定性を訴えている
エンジンは8L、W16気筒クワッドターボエンジンを搭載。最高出力1600ps、最大トルク1600kgmを発揮する
ミシュランパイロットスポーツ・カップ2は素晴らしいグリップで減速性能を発揮する
プロトタイプのシロン・スーパー・スポーツ300+。2019年8月、アンディ・ウォレスはこのモデルで490.48km/hを記録した
ボディサイズは全長4700×全幅2200×全高1200mm
これまで以上の最高速を目指し、開発が行われた
フロントのダウンフォースを増やすためのエアカーテン、過流を低減するデザインのテールとディフューザーを採用
ドライブモードはスタンダード・セッティングに相当するEBを選択して、スロットルを慎重に踏み込む
表示はアナログでタッチパッドなどは見当たらない。エンジン始動時は想像より静かな低いサウンドが響く
シロン・スーパー・スポーツの乗り心地はヴェイロンよりも洗練され、路面からのショックの吸収はもちろん、ロードノイズも非常に小さい
シロン・スーパー・スポーツのステアフィールも大幅に改善され、巨大なボディサイズを忘れてしまうほど敏捷な動きをする
シロン・スーパー・スポーツの斜め後方視界は絶望的だが、駐車時はバックカメラがあるため難しい作業ではない
BEVの加速感とは異なり、シロン・スーパー・スポーツは100km/hまでは遅れを取るが、160km/h、200km/hに達するまでには間違いなくシロンのほうが上手だ
シロン・スーパー・スポーツはブレーキ時の姿勢が安定しており、補正舵角を当てる必要なく、まっすぐに減速する
価格は欧州では税抜きで350万ユーロ。日本円にして約4億7200万円になる
ル・マン24時間出場のため作られたブガッティタイプ55(写真は1932年製ブガッティタイプ55)
ブガッティタイプ55は当時、地球上で最も最先端なクルマであった(写真は1932年製ブガッティタイプ55)
ブガッティタイプ55は1932年から1935年までのわずか3年間だけ製造された
ブガッティタイプ55に搭載されるエンジンは2.3Lスーパーチャージャー付で最高出力135psを誇り、180km/hをたたきだした
1991年に創立者であるエットーレ・ブガッティ誕生から110周年を記念して作られたEB110
EB110は全高を抑えたデザインに、可変スポイラー、V12エンジンを奥に望むガラス製エンジンカバーなど流行していたデザインを多く取り入れた(写真は1992年製ブガッティEB110)
EB110のエンジンは3.5L、V型12気筒に4基のターボを搭載。ショートストロークエンジンに仕上がり最高出力560psの高回転型エンジンになる(写真は1992年製ブガッティEB110)
1995年にブガッティは倒産。それに伴ってEB110の生産も終了となった(写真は1992年製ブガッティEB110)
ブガッティ社は1998年にVWグループにより設立。2005年にフラッグシップモデルとして誕生したのがヴェイロンである(写真は2006年製ブガッティヴェイロン)
ヴェイロンはVWパサートに積まれていたW型8気筒を2基積んだ8L、W16クワッドターボエンジンを搭載。最高出力は1001psに達する
ヴェイロンのエンジンには冷却のためクーラント50リットル、エンジンオイル23リットルが積まれている
ヴェイロンの最高速度は407km/h。最高速度に達するまで11kmを必要とし、最高速度時の燃費は0.8km/L。ものの12分で100リットルタンクが空になってしまう