パッシングを使う代表的なシーンとしては、対向2車線の道で、直進車が右折待ち車に道を譲るとき。もしくは右折待ち車が譲ってもらったり、先に行かせてほしいとき(Madesunesa – stock.adobe.com)
クラクションの代わりとして信号が変わったのに前走車が進まないときや、狭い道でのすれ違いで、対向車が道を譲ってくれたので感謝の意を示すとき、横断歩道を渡ろうと待っている歩行者へ「先行していいよ」の合図などにも使われる(tatsushi – stock.adobe.com)
その他のシーンとしては、対向車へ、道の先で警察の取り締まりや、落下物があることを伝えるとき、高速道路の追い越し車線などで、先行車へ先に行かせてくれの合図。信号待ちで対向車のヘッドライトがまぶしいときや、バスジャックなどに遭遇したなど、車内の異変を知らせるときに使われることがある(xiaosan – stock.adobe.com)
クラクションよりは柔らかい印象のパッシングですが、曖昧なコミュニケーション方法なので、あおりパッシングと捉えられトラブルの原因になることも(freehand – stock.adobe.com)
無用なトラブルを防ぐため、危険を知らせるなど、どうしても必要な場合を除いては、パッシングでの合図は避けたほうが無難。明るい時間帯で、相手ドライバーの顔が見えるようならば、可能な限り、会釈やハンドサインで済ませるのが適切(kapinon – stock.adobe.com)