■隠れた名車と呼べ……なくも……ない? 21世紀の残念なクルマたちを見る
ホンダ エレメント(2003-2011)。「和製ディフェンダー」的な佇まいで今なら好事家の支持も得られそうだが、北米からの輸入車ということもあり、当時はキワモノ扱い。3年持たずに消滅
ホンダ エレメント
ホンダ MDX(2003-2006)。北米産3列シートSUVの初代モデルで、北米では今も3代目が販売中。日本アキュラの設立計画が立ち消えたことで、2代目は日本に輸入されずに終了した
ホンダ エディックス(2004-2009)。フロント3人乗りで2列目も3人乗りの、計6人乗り(全席独立シート)という珍しいパッケージ。1.7Lと2Lエンジンという設定もなにげに中途半端だった
ホンダ エディックス
ホンダ エディックス
トヨタ ベルタ(2005-2012)。1990年代の珍車、プラッツの後継車として登場した時点で運命は決まっていたのかも。2代目ヴィッツベースのセダンで、1Lと1.3Lエンジンを搭載していた
トヨタ ベルタ
トヨタ パッソセッテ/ダイハツ ブーンルミナス(2008-2012)。
パッソセッテのOEM元であるダイハツ ブーンルミナス。パッソ/ブーン人気に背中を押されてか3列シートの派生車として登場。スライドドアの初代シエンタ後継という位置付けなのにヒンジドアにするという失策!
日産 スカイラインクロスオーバー(2009-2016)。スカイライン初のSUVとして登場。走りの評価は高かったが支持を得られず。SUV化は今なら当たり前の戦略のような気もするが、10年ほど早かったのかもしれない
日産 スカイラインクロスオーバー
スズキ スプラッシュ(2008-2014)。スタイリッシュな小型車のスズキ スプラッシュだが、実用性重視の日本のユーザーには受け入れられず。オペル(独)、ボクスホール(英)のほかインド、中国でも兄弟車が走っていた
スズキ スプラッシュ
スズキ キザシ(2009-2015)。スズキ初のDセグセダンとして北米、欧州、中国で販売されたスズキ キザシ。エンジンは直4、2.4L。2015年12月に販売を終了し、残念ながらスズキはその後Dセグから撤退した
スズキ キザシ