現行型IS自体は、2013年にモデルチェンジしてすでに10年近くが経過していたが、エンジンの魅力で一躍人気モデルに!
大排気量エンジンはそのサイズも大きく、ボンネットを開けると堂々とした姿でこちらを魅了してくれる
トヨタ アルファード&ヴェルファイア:3.5LV6エンジンは、301ps/361N・mという動力性能を発揮。主力の2.5Lハイブリッドの影に隠れている感はあるが、プレミアムミニバンならではの余裕と品格は存分に堪能できる。ただし、燃費は9.9~10.2km/L(WLTCモード)
トヨタ ランドクルーザー(200系):パワーユニットは4.7L V8を搭載。エンジンは100系と同様だが、吸気側に可変バルブタイミング機構のVVT-iを採用するなどの改良が加えられている。2012年に実施したマイナーチェンジでは4.6L V8に変更されている
日産 シーマ(4代目):日産初の直噴V8エンジンの排気量は4.5L。可変吸気システムや連続可変バルブタイミングコントロール、電子制御スロットルなどを採用することで、クラス最強のパワーを発揮した。さらに主運動系部品の軽量化やスーパーサイレントチェーンの採用で抜群の静粛性を実現
レクサス LS(4代目):4.6Lエンジンは、筒内直接噴射とポート噴射を併用するD-4Sや、その能力を最大限に引き出すためにデュアルVVT-iの吸気側にモーターで作動する世界初の電動連続可変バルブタイミング機構を採用。当時、世界初となる8速ATを組み合わせ、スムーズな走りが味わえる
トヨタ センチュリー(先代型):量産車では国産唯一のV12エンジンを搭載。1JZ系の直6をベースに、60度の位相で組み合わせたV12エンジンは、振動が極めて小さく、VIPを乗せるクルマとして相応しい特性を実現する。現行型はハイブリッド化されているが、エンジンはとなっているのは5.0L V8が搭載されている
ホンダ レジェンド(先代型):軽量・コンパクト化した3.5L V6 VTECエンジンを搭載。280馬力規制撤廃後、初の280psオーバーを果たしたクルマとして注目された。最高出力は300psに達し、低回転域から高回転域まで全域にわたり強力なトルクを発生。世界初のSH-AWDも相まって、スポーツセダンのような走りを実現する
GS F/IS F/RC F:レクサスの「F」モデルは、5.0L V8エンジンを搭載。高出力と自然吸気エンジンならではのリニア感やレスポンスのよさを特徴としながら、街中などでの定常走行域では、アトキンソンサイクルとすることで燃費・環境性能も高めている。400psを超える大パワーを後輪のみで路面に伝えていたことも見逃せない
日産 フェアレディZ(先代型):低回転から大トルクを発生する3.7L V6エンジンは、スポーツカーに相応しい動力性能を発揮。強力なブレーキシステムや高剛性ボディ構造の恩恵により、大排気量FR車ならではの懐が深く、意のままに操れる卓越した運動性能を存分に楽しめる
レクサス LC:実績のある5.0L V8エンジンを採用。自然吸気エンジンに必須とされる優れたレスポンスを発揮し、切れ味のいい変速を可能にする10速ATとの組み合わせでパワフルかつリズミカルな走りが味わえる。エンジンサウンドは、「天使の咆哮」と称されたLFAサウンドテイストを継承している
ホンダ NSX(初代モデル):世界に誇る和製スーパーカーであり、2005年に生産終了してもなお高い人気を維持しており、中古車市場での相場は高値がつけられている。NA1型は3.0Lで登場し、1997年のマイナーチェンジで排気量は3.2Lに拡大されたが、いずれも自然吸気のV6エンジンを搭載する