1963年8月にホンダ初の四輪車として登場したホンダ T360。この翌年、1964年からF1への参戦を開始している
ホンダ シティ(1981年) 若者をターゲットとし、平均年齢27歳の若手チームが開発。扱いやすいサイズながら、ノッポスタイルによる広い室内が持ち味。荷室に収まる原付バイク「モトコンポ」も話題となった
ホンダ バラードスポーツCR-X(1983年) シビックの姉妹車「バラード」だけのショートホイールベースのクーペ。新素材の樹脂を使用し、前後の重量を削減。電動サンルーフの採用などスペシャルティカーの要素も盛り込まれていた
ホンダ アコードエアロデッキ(1985年) ほかではほぼ見ない、シューティングブレーク風の3ドアハッチバック。リトラクタブルヘッドライトのマスクと超ロングルーフが特徴。セダン越えの後席空間にも驚く!
ホンダ トゥデイ(初代/1985年) 丸目ライトの愛らしい顔つきと1315mmという低い全高によるスタイリッシュなデザインで人気に。ホンダのM・M思想にもとづいた設計で広い車内を実現。当初は商用車のみだった
ホンダ アコードインスパイア(初代/1989年) 当時流行のピラード4ドアHTを採用したアコードの上級車。専用の直列5気筒エンジンを縦置きに搭載し、前後重量バランスを高めたFFミドシップレイアウトが特徴
ホンダ インテグラ(2代目/1989年) NAエンジンでリッター100psを実現した世界初の高出力エンジンをホンダ車として初搭載。マイケル・J・フォックスをCMに起用するなど、洒落たアダルトのクルマというキャラも受け、4ドアHTともにヒット
ホンダ ビート(1991年) 軽自動車でありながら、贅沢にもミドシップレイアウトの専用ボディによる2シーターオープンとして開発。3気筒OHCエンジンながら、ターボ車と同じ64psを叩き出し、世間は驚愕
ホンダ NSXタイプR(初代/1992年) 最上級の高性能スポーツカーのNSXの潜在能力を、フルに引き出すべく、さらに120kgもの軽量化を図り、ハードサスペンションとエンジンのバランス取りなどを図った究極のNSX。それがR伝説の幕開けとなった
ホンダ CR-Xデルソル(1992年) タルガトップ付の2シータースペシャルティクーペに転身。凝った作りの電動格納式ルーフだけが話題に……
ホンダ オデッセイ(初代/1994年) RVのないホンダが、アコードをベースに開発した3列ミニバン。セダン譲りの低重心と低床が生む走りと使い勝手のよさが強み
ホンダ CR-V(初代/1995年) オルティアをベースに生まれたクロスオーバーSUV。ボディを補強し、4WDを標準とするなど、身近なSUVとして真面目に作られた。車内移動が自由なウォークスルー構造も魅力
ホンダ ステップワゴン(初代/1996年) ホンダのRV「クリエイティブムーバー」第3弾として誕生。ボクシーなスタイルによる広い車内には3列シートを装備。ホンダによるFF構造の低床化は、その後のミニバン構造の主流に
ホンダ S-MX(1996年) 若者を狙った小型トールワゴン。都会的なエアロフォルムで、時代を先取りした車中泊可能なフルフラットシートが自慢のモデル
ホンダ シビックタイプR(初代/1997年) 量産本格スポーツカー、インテRの弟分として誕生。専用となるB16Bはリッター116psの185psを発揮。専用スポーツアイテムを満載しながら、200万円切りなのも驚異的
ホンダ Z(2代目/1998年) 悪路も意識した背の高い軽クロスオーバーだが、広い車室と軽快なハンドリングを両立すべく、なんと縦置きミドシップレイアウト4WDという凝った構造を採用。前後の重量配分も50:50を誇った
ホンダ インサイト(初代/1999年) 軽量アルミボディ、2シーター構造、空力デザイン、専用直列3気筒1Lエンジンのハイブリッドシステムなどの徹底したこだわりで、世界最高の燃費を実現。スタイルも斬新!
ホンダ エレメント(2003年) SUVとミニバンのいいとこ取りを狙ったクロスオーバー四駆。センターピラーレスの観音開きのサイドドアによる大開口と防水加工の内装を持つ優れたギア。アソビ心も全開だ
ホンダ エディックス(2004年) 全長4.3mの手頃なサイズで6人乗りを実現。前席中央にもチャイルドシートが固定できる新たな子育てカーでもあった
ホンダ CR-Z(2010年) 初代インサイトとCR-Xを融合させたようなHVスポーツ。燃費性能を高めながら、低全高、ショートホイールベース、ワイドトレッドの構造が生む走りのよさを追求。6MTも用意
ホンダ N-BOXスラッシュ(2014年) 日本車では珍しいチョップドルーフスタイルを持つクーペ風の軽ワゴン。内装も洒落たデザインとし、高音質オーディオシステムも開発。カスタム系とも異なる世界観を提案
ホンダ S660(2015年) 本田技術研究所設立50周年の社内公募から生まれた軽スポーツ。発案者は、ホンダ最年少の開発責任者。若手が中心となり、「規格は軽だが楽しさは本格スポーツ!」を合言葉に誕生
東京モーターショー出品車も斬新なホンダ。不夜城(1999年)やハイブリッド4WDスポーツのデュアルノート(2001年)など印象深い。そして写真は2&4パワードby RC213V(2015年)。2輪と4輪の融合とかなり斬新!
ホンダらしさは現行モデルにもある。写真は「ちょい乗りでいいじゃないか」というEVのHonda e。RRというのも面白い
ホンダ N-VANはユニークなコンセプトの商用車で、街中でよく見るヒットモデル
ハイブリッドなのに多段ATのような走り味が印象深いホンダ シビックe:HEV