モノコックボディのカムリをベースにしながらも最低地上高185mmを確保し、シティ派SUVながら十分な悪路走破性も実現。2トーンのボディカラーも当時のトレンドが表れている(初代ハリアー)
高級感のあるインテリアは、高い質感とともに実用性にも考慮。傾斜させたセンタークラスターにシフトレバーを配置することで、足もとの開放感を高めて左右のウォークスルーも可能としている(初代ハリアー)
高い室内高でゆとりある室内空間を確保。リアシートはスライド&リクライニングが可能で、シートアレンジの自由度も高い。高級クロスオーバーゆえ、一部グレードには本革シートの設定もあった(初代ハリアー)
ハリアーの現行モデルは4代目にあたり、2020年6月に登場。ルーフ後端を下げたクーペ的なフォルムが特徴で、ガソリン車とハイブリッドモデルのほかに、デビュー約2年後にはプラグインハイブリッド仕様も追加された
ロングルーフの大きなキャビンでステーションワゴンのように見えるが、実用性よりも新しさやカッコよさを重視したため3ドアとしていることがミソ。ただ、デビュー翌年には全長とホイールベースを100mm延長した5ドアも追加された(HR-V)
全高を抑えながらもサイドウィンドウを直立に近くすることで、ゆとりあるヘッドクリアランスを実現した居住空間。実用性も高く、分割可倒式のリアシートはワンモーションでフラットなスペースを作り出すことができる (HR-V)
北米では国内で販売されるZR-Vが3代目HR-Vとして2022年より販売中。薄型のヘッドライトや大きなグリルを持つ存在感満点のフロントマスクは健在だ。ちなみに2代目HR-Vは初代ヴェゼルだった
4315×1780×1615mmという扱いやすいサイズながら、優れたパッケージングによりリラックスできる居住空間と広いラゲッジスペースを実現。FFのほか、フルタイム4WDももちろん設定されていた(デュアリス)
運転席には適度な包まれ感、助手席にはくつろぎ感を提供するなど、それぞれにベストな空間を与えるデュアリスのインテリアデザイン。アイポイントが高く、大きな面積のフロントガラスにより、広い視界も確保する
エンジンはブルーバードシルフィやエクストレイルにも採用される2ℓ4気筒DOHCのMR20DE。ミッションは全車CVTで、国内仕様はこの組み合わせのみ。欧州仕様では、ディーゼルエンジンやMTもあった(デュアリス)
機能性はもちろん、快適性も追求したインテリアは、ソフトパッドや新素材フェルトを各所に用いて上質感や心地良い空間を演出。4:2:4分割リアシートは、トヨタのコンパクトSUVで初めて採用された(ヤリスクロス)
ラゲッジスペースは、デッキボードを上下に移動させることでさまざまなシーンに対応。さらに、一部のグレードを除きハンズフリーパワーバックドアのオプション設定もあり(ヤリスクロス)
MX-30の最大の特徴は、なんといってもセンターピラーレスのフリースタイルドア。フロントが82度、リアが80度まで開く観音開きとすることで、乗降性の良さやリアシートへのアクセスのしやすさなどを実現した
2023年に追加されたのが、発電用にロータリーエンジンを搭載したシリーズ式プラグインハイブリッドのMX-30 Rotary-EVだ。107kmのEV走行距離を備え、ロータリーエンジンの発電によってさらなる長距離ドライブにも対応する