洗車にあまり時間がとれないときは、ボディに付着した汚れをきれいに拭き取るだけでもOK。合わせて大きなキズがないか、サビなどが進行していないかも確認しておくとベストだ
クルマでの旅行や出張など、長距離をドライブする予定があるなら、前もってタイヤの空気圧を測っておくと安心。かつては高速道路を走る際は空気圧を高くするという俗説もあったが、メーカー指定の推奨値を守るのが正解
劣化したオイルを抜かずにエンジンオイルを継ぎ足すのは、エンジンの故障を招くリスクがあるため、あくまで緊急時の応急処置と考えたい。オイルレベルが異常に低い場合は、エンジンの密閉性を保つシール類の劣化などを疑おう
エンジンオイルが汚れや劣化のチェックはDIYで誰にでも簡単にできるメンテナンスのひとつ。ウエスが茶色くなるようならオイル交換の時期
一度引き抜いたオイルレベルゲージをウエスなどできれいに拭き取り、再びエンジンに挿入。もう一度引き抜いたオイルレベルゲージに付着したオイルが「F(上限)」と「L(下限)」の間なら、オイルの量に問題はない
車種によって異なるものの、下抜きの場合はジャッキアップが必要となったり、ドレンボルトのパッキンなど細かなパーツや道具などを揃える手間があるなど、DIYでのエンジンオイルの交換は、素人には思いのほかハードルが高い
DIYでのオイル交換の際、大きな問題となるのが、エンジンから抜き取った廃油の処理。下水などにそのまま流すのはもってのほかで、廃油を燃えるごみとして出すことができる市販の専用ボックスが必要となる
エンジンオイルをろ過して不純物を取り除く役目をするオイルフィルター。一般的にはエンジンオイルの交換2回につき1回のサイクルで、オイルフィルターも交換が必要とされているが、車種や使用環境によっては毎回交換したほうが良い場合も
クルマの消耗品のなかでも、比較的簡単に交換ができるとされているのがワイパーゴム。その寿命は半年~1年程度だが、拭きムラや動作時に異音がする場合は、早めの交換で雨の日のドライブをより快適にしたい
クルマを安全に走らせるうえで、ある意味最も重要な部分といえるのがブレーキ。ブレーキフルードの交換など、万一不備があった場合、重大な事故につながるメンテナンスは絶対に自分ではやらず、プロの手に任せよう
ブレーキパッドやブレーキシューといった消耗品の交換も必ずプロの手に任せたいポイント。ブレーキパッドの場合、その寿命は50000km前後といわれているが、使用状況によっても大きく変わるため、定期的に摩耗具合のチェックをすることも必須だ
タイヤ交換をする際に強い味方となるインパクトレンチ。ディーラーやカー用品店では当たり前に使われているが、プロユーズのものを自分で揃えるとなると、それなりの出費を覚悟しなければならない
さまざまな電子制御やハイブリッド化など、現代のクルマはハイテクの塊。特にその心臓部ともいえるエンジン周りのメンテナンスは、素人がいじるのはほぼ不可能