2024年2月より日本での販売を開始した三菱 トライトン。初代以来の日本再導入となる
上級グレードのGSRではオーバーフェンダーがついて、よりマッシブな印象を与える
三菱が長年得意としてきたピックアップトラック。そんなトライトンも3代目に突入した
新開発の4N16型ディーゼルターボエンジンは204ps、47.9kgmを発生。WLTCモード燃費も11.3km/Lを実現
直感的な操作ができるよう、物理スイッチが多く並ぶ。一方で設えにもこだわっており、インパネには差し色のステッチも入っている
上級グレードのGSRではオレンジステッチ入りのレザーシート、ベースグレードのGLSではファブリックが使われる
見た目通りのパワフルさにくわえて、使い勝手も意外と良い。もちろんオフロードでの走破性能は申し分ない
片岡氏が驚かされたのはドライビングポジションが乗用車的だったことだという。運転席はパワーシートで、乗降性に関してもステップに足を乗せれば小柄な人でも乗り降りに苦労することはない
片岡氏採点チェック……ハンドリング:9点 加速性能:8点 静粛性:6点 内外装の質感:7点 乗り心地:7点 コストパフォーマンス:6点
三菱 トライトン
三菱 トライトン
三菱 トライトン
日本の道路では持て余すスケールだが、三菱車の伝統を体現するこの存在感はやはり何物にも代え難い
パジェロを知るオジサン世代には懐かしく、若い人達には新鮮。トライトンの登場で「三菱ってわかりにくかったけれど、こういうクルマを造るメーカーなんだね」と腑に落ちた人も多いだろう。「応援してるぜ、三菱!」(渡辺氏)
渡辺氏採点チェック……ハンドリング:6点 加速性能:5点 静粛性:3点 内外装の質感:7点 乗り心地:7点 コストパフォーマンス:3点
三菱 トライトン
三菱 トライトン
三菱 トライトン
オンロードは俊敏に、オフロードは力強く走りきる。そしてピックアップトラックであることを忘れるほどの高い質感を持つ
後ろを振り向かなければ、「君は新型パジェロなの?」と思ってしまうくらい完成度は高く、乗用ユースで使っても不満は出ないはず。都心で持て余すボディサイズは唯一のウイークポイントか
山本氏採点チェック……ハンドリング:8点 加速性能:7.5点 静粛性:7点 内外装の質感:7.5点 乗り心地:7点 コストパフォーマンス:5点
三菱 トライトン
三菱 トライトン
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