2025年9月13日(土)、14日(日)、富士スピードウェイで開催された「FUJI 86/BRZ STYLE 2025 with 頭文字D」および「頭文字D World Summit 2025」。さまざまなショップやパーツメーカーが目玉アイテムを展示していたが、AE86と86/BRZを世に生み出したトヨタとスバルも多くの来場者を引き付ける車両とアイテムを展示された。特に注目は、今回初めての一般披露となるGR86 RZ “Yellow Limited”とBRZ STI Sport YELLOW EDITION、そしてGRヘリテージパーツとして復刻供給される名機「4A-GE」エンジンだ。
文、写真:西川昇吾
2025年の86/BRZ STYLEは頭文字Dとコラボ!
毎年富士スピードウェイで開催されている、86/BRZのオーナーズ&ファン感謝イベント「86/BRZ STYLE」。例年多くの86/BRZユーザーが集っており、今年は連載30周年を迎えた大人気漫画「頭文字D」とのコラボレーションイベントとなった。
例年のコンテンツに加えて頭文字Dも交えた展示やコンテンツが多く開催されていた。Aパドックエリアのピット1Fで展開されている「シーン再現展示」やイベント広場とAパドックを繋ぐ地下通路に展示された「頭文字D」の名シーンパネルなどでは多くの人が記念撮影をしていた。その様子は正に富士スピードウェイが頭文字D一色に染まっている印象であった。
これからもGR86/BRZ盛り上げたい!そんな思いが込められたサンライズイエロー
あざやかなイエローを身にまとったGR86とBRZ特別仕様車は、今回のイベントで初めて86/BRZファンに公開された(メーカーからの発表は2025年9月5日だが一般実車披露はこの日が初めて)。両車ともにサンライズイエローが採用されており、それぞれ300台(計600台)の限定抽選販売となっている。
サンライズイエローとブラックのカラーコーディネートは86、BRZともに同じだが、細かな部分にそれぞれのこだわりが現れている。まずホイールだ。GR86はダークグレーメタリックなのに対し、BRZはマットブラックとなっている。またシャークフィンはGR86が同色なのに対しBRZはブラックへと変更されている。
インテリアにも違いがあり、ドア内装にある刺繍の位置も異なっている。また、ホイールから顔を覗かせるキャリパーのカラーもGR86はレッドでBRZはゴールドに仕立て上げられている。
ちなみサンライズイエローの採用は10年振りで、先代の86/BRZ以来だ。そして同じカラーを採用しての特別仕様車も久々となる。日の出を意味するカラー名であるサンライズイエローが採用されているように、「これからまだまだGR86/BRZを盛り上げていくぞ」という思いが込められたカラーチョイスとなっている。
また、トヨタにとってイエローはGRスープラやMR2、セリカなどスポーツカーで採用してきたアイコニックなカラーでもある。イエローの特別仕様車は、様々な思いが込められたまさに特別な限定モデルなのだ。













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コメントの使い方ホンダはサンライトイエロー
マツダはサンバーストイエロー
ミツビシはダンテライオンイエロー・・・