羽柴磨友里さん×1991年式スカイラインGT-R(BNR32)
明るく元気な羽柴さんの愛車は、なんとR32スカイラインGT-R。その出会いは幼稚園児の頃まで遡るという。街中で見かけたカッコイイクルマに魅せられ、いつか乗ってみたいと幼心に思っていたそう。
小学生になると、親戚の子がアニメ『頭文字D』にハマっていたことから、憧れのクルマが「R32スカイラインGT-R」だと知ったという。その願いを大人になって叶えたのだから凄い。
羽柴さんがR32スカイラインGT-Rを手に入れたのは、6年前のこと。購入を決めた時点でAT限定解除を行ったそう。それまでは軽自動車を愛用していたというから、R32GT-Rに一途だったのだろう。
愛車のノーマルマスクとガンメタ外装の組み合わせが気に入っていたが、子供の頃から、『頭文字D』で同じGT-Rを愛車とする「中里毅推し」だったこともあり、最近、フロントバンパーをNISMO仕様とし、マフラーもHKSに変更するなどの中里毅カスタムを加えたそう。
驚きなのが、彼女がサーキット走行まで楽しんでいること。GT-Rの魅力にどっぷりハマっていることが分かる。サーキットを走るたびに故障も発生したが、コツコツと修理を重ね、今は絶好調に。
「次のサーキット走行が今から楽しみ」と嬉しそうに語ってくれた。
羽柴郁さん×1994年式アンフィニRX-7 タイプR(FD3S)
高橋啓介仕様のFDを提供してくださったのは羽柴さん。上述の羽柴磨友里さんの旦那さんだ。
中学生の頃『頭文字D』にハマり、自分の中では、FDだけが憧れだったと当時を振り返る。憧れのFD購入は6年前のこと。
奥さまである磨友里さんから、ある日「あなたがFD買ったら私もGT-Rを買う」と宣言を受けたとのこと。そんな途方もない作戦の後押しもあり、諦めていたFD購入の夢が加速。原作の高橋啓介仕様と同じ黄色のタイプRを探したという。先にも紹介したように、翌年には奥さまもR32GT-Rを手に入れた。
こだわりポイントは、今や貴重なレイズ製マツダスピードのアルミホイール。これなくしては啓介仕様とはいえないかもしれない。ご自身で再塗装することで、綺麗な状態に仕上げた。
奥さまと共にいまもサーキット走行を楽しむという羽柴さん。「二台でサーキットを楽しむには、本当に負担が大変。二人揃って、サーキットから整備工場に直行したこともあります」と教えてくれた。
FD自体もロータリーのオイル漏れやターボチャージャー付近の部品の劣化などで、修理代は大変だというが、夫婦そろって、どっぷり浸かった『頭文字D』的カーライフは、とても楽しそう。その二人の出会いもクルマか、と思いきや、共通の(クルマとは別の)趣味を通じてとのこと。当初はまったくクルマ好きと知らず、に子供の頃からR32GT-RとFDのプラモを並べて飾っていたという事実を聞き、驚いたそうだ。すべては奥様の計算通り?ということか。
FDの前に乗っていたNAロードスターは、現在、大切に保管してあるそうだが、近い将来に復活させたいと熱く話してくれた。羽柴さんは、どうも大のリトラクタブルライトのクルマ好きのようだ。
※「頭文字D 30th Anniversary 2Days」オーナーズファイル企画は今回が前編で、「後編」を近日公開予定です。お楽しみに!





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