「欲しくない」でなく「選べない」「触れる機会がない」――自工会・佐藤会長と20代5人が語り合った、クルマの未来【JMS Bizweek 2026】

 締めくくりは、2050年の自動車社会への期待。

 遠藤さんは地域ごとに最適なパワートレインが普及し、日本の自動車メーカーが世界で残っていること、上野さんは人生の相棒として心を動かすクルマがあり続けること、加藤さんは環境に配慮しつつ遊び心を失わないクルマが増えることを挙げた。

 出川さんは「クルマは出来るかぎり安全に配慮し、環境対応を進めるべきだけど、それでも【完全】にはならなくていい」と述べた。荷物が入らないといった不便さも含めて愛される存在、ネジが1本抜けたドラえもんのようなクルマを望んだ。

「日本人は、詫び、寂びを愛してきた文化があるじゃないですか。あれって、不完全なものを、不完全なまま愛すことだって思うんですよね」と語る。深い。

 高橋さんは、ヨーロッパで旅行中に日本車を見かけると誇らしくなると語り、これからも日本車に頑張ってほしいと結んだ。

 佐藤会長はこれらを聞き、社会的責任を果たしつつ、クルマの本質的な価値である「体験価値」をもっと突き抜けるまで面白くしてほしいという叱咤激励だと受け止めた、という。

「誰も正解がわからない時代。先輩も後輩も、おじさんも若者もなく、いろんな目線で向き合い、その多様性が生むイノベーションが日本のクルマをもっと面白くする」

 そして「伝えることの大切さ」を、ベストカーとともに考えたいと語り、ステージを締めた。

 若者との距離は、確かに遠くなっている。だが今回の60分は、その距離の正体が「興味の欠如」ではなく、費用や接点、そして伝え方の問題であることを浮かび上がらせた。ベストカーも、今回のこの議論を自動車情報専門メディアへ向けられた大きな宿題ととらえた。自工会やOEMの活動を、よりよいかたちでユーザーや社会へ伝えることこそ、専門メディアの本懐であり宿命であるはず。本件、引き続き発信してまいります。

【画像ギャラリー】「欲しくない」より「選べない」「触れられない」――自工会・佐藤会長と20代5人が語り合った、クルマの未来【JMS Bizweek 2026】(3枚)画像ギャラリー

40秒で完了!グーネット買取のかんたん車査定 ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

レクサス初のGRMNか?!「ベストカー 11月10日号発売!」

レクサス初のGRMNか?!「ベストカー 11月10日号発売!」

ベストカー 11.10号 定価 650円 (税込み)  決してキリがいいわけでは無いのです…

あなたの愛車が高く売れる!

電話が一切こない新査定「マイカースカウト」

個人情報入力なし! 営業電話なし! 平均37.5万円UP!※

※ 買取店からの買取提示額(上限額)の差額平均
(2025年10月)

情報登録完了後、すぐに提示価格が届きます まずはお試しください!

登録後の流れ

登録後の流れ 1 愛車の情報を入力 2 買取店から価格が届く 3 提示価格を確認

提供:carview!