■まとめ:さまざまな要素が複雑に絡み合うため、一概にはいえない
結論としては「購入希望者の年齢・職業・勤続(事業継続)年数・年収・ローン実績・返済実績・その他焦げ付きの有無」に加え、「信販会社」および「購入する販売店のローンの利用実績・信用度」などなど、さまざまな要素が複雑に絡み合って総合評価が下されるため、一概にはいえないようだ。
要約すると、
・購入するクルマの予算は年収を上限に
・若い世代の人は保証人を立てる必要となる場合もある
・正社員でなくても条件次第でローンが通る可能性がある
・年齢や高収入を問わず、ローンを組んだことがない(現金主義)の人は信用実績がないので不利
・住宅ローンを組んでいる場合は信用度アップになる場合もある(それだけ住宅ローンの審査のハードルが高いということを意味する)
よくいわれることだが、携帯電話(スマートフォン)本体を分割で契約した場合、何が何でも毎月必ず支払うことは極めて重要だ。
たとえば学生時代に「今月はカツカツだし、まぁ、いいか」と滞納したことが、後々になって大事な場面ほど大きな影響を及ぼしかねない。これは間違いない、と断言できる。
クレジットカードの支払いも同様。リボ払いも基本的に避けた方がいい(借金と同じだからだ)。
1度くらいの引き落とし未決なら何らかのミスとみなしてくれるようだが(*後日、郵送等で送られてくる支払い通知期限内に対応することが絶対条件)、3ヶ月間も滞納したり、複数回繰り返されるとブラックリストに載ってしまう。
具体的には、信用情報機関「CIC」に情報開示を依頼して(手数料が1000円/税込みでかかる)、たとえ1項目でも自分の名前が載ってしまっていたらアウトだ。
クルマはもちろんのこと、住宅ローンも組めない(そもそもローン自体が組めない)と思ったほうがいい。
会社員であれば社会保険等が自動的に天引きされたあとに手取額が振り込まれるから心配ないのだが、自営業者や会社経営者はきちんと納税や保険関係を納めるに越したことはない。
そういった「個人個人に課せられた義務をきちんと果たせているか=大金を貸すに足りるだけの信用できる人物かどうか」が、ローンが通るうえで最低限のポイントとなることは間違いなさそうだ。
最後に、結婚してそろそろマイホームの購入を・・・という方が、将来を見据えてローンを組んでクルマを買うのは基本的に御法度だ。
住宅ローンの融資額が減額されるだけでなく、収入に対して無茶なローンを組んで(たとえば頭金ゼロで新型ヴォクシーを残価設定60回払いで購入)いると、住宅ローンの審査で落ちる可能性がある。
審査時にマイナスの評価となるのはもちろん、プラスに採用することはないと考えた方が得策だ。
住宅ローンを払いながら、ここへさらに自動車のローンが乗ってくるとかなりの負担増になるが、この順番を間違えると後々辛い思いをすることになるから注意が必要だ。
そうなると、頼れるのは「無金利・無審査・延滞金・保証人なしの親ローン」かもしれない。
コメント
コメントの使い方「たとえ1項目でも自分の名前が載ってしまっていたらアウトだ。」
知ったかぶりで適当なこと書くなよ。
あんた情報開示したこともなければ、信用情報開示報告書を見たこともないだろ。
そこにどんなことが記載してあって、どんな記号が付いてるか、どう記載してあったらアウトなのか、知ってたら「項目」やら「名前が載ったら」なんてことは言わない。