テスラ、日産、ベンツの自動運転車、欲しい?本当に使えるクルマはコレだ!!

注目の自動運転、これからどうなる?

アイサイトver.3を搭載するレヴォーグ(左)はレベル1。新型ベンツEクラス(右)はレベル2。スバルは2017年度中にレベル2のアイサイト搭載車を発売予定だ
アイサイトver.3を搭載するレヴォーグ(左)はレベル1。新型ベンツEクラス(右)はレベル2。スバルは2017年度中にレベル2相当の渋滞時追従機能を持ったアイサイト搭載車を発売予定だ

 基本的にはレベル2がもっと拡充されるだろう。スバルのアイサイト、トヨタのセーフティーセンスPが少し進化すれば渋滞中の自動運転などは可能になるはず。

 国産メーカーでもトヨタ、日産、スバルはレベル2以上を目指した実験を行っている。とりあえずレベル2は遠くない将来に身近になるはずだ。

 それ以上のレベル3、レベ ル4にもなるとなかなかハードルは厳しい。特にドライバーが不要の無人運転レベルになると決まったエリア内では実現可能になるかもしれない。

 たとえば2020年東京五輪の会場間で、専用道路を走行する移動車両などではレベル3以上の技術も実現可能だろう。ただ、市販車への搭載・実用化に関してはまだまだ時間がかかりそうだから首を長くして待ちたい。

★自動運転の“4段階”

  • ■レベル1(運転支援システム)…物理的な運転からドライバーが解放されない。例:スバルアイサイトver.3ほか多くのACC
  • ■レベル2(準自動走行システム)…アクセル、ブレーキ、ハンドルなどの運転操作をクルマに任せられる〈※ただし、ドライバーには常時交通状況を監視する義務がある〉
  • 例:日産セレナ、ベンツEクラス、テスラモデルS
  • ■レベル3…ドライバーに常時交通状況を監視する義務がない段階
  • ■レベル4…目的地をインプットするだけでド ライバーは運転操作も交通状況の監視もしないで目的地に着ける段階

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