北米日産は9月24日、新型セントラを発表した。東風日産のシルフィーの北米版ミドルセダンで、ムラーノやBEVのN7と同じデザインの流れを汲む。日本で発売される可能性はある?
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車
ムラーノやN7、リーフと同じ最新の日産顔にフルモデルチェンジ!!
北米日産は、新型セントラを世界初公開。中国で9月12日に公開された、新型シルフィーとほぼ同じデザインだが、鮮やかなレッドに、ルーフをブラックとした2トーンカラーが強烈だ。
フロントマスクは、デジタルVモーショングリルに3連LED薄型ランプとL字型のデイタイムランニングライトが特徴。これはムラーノやBEVの中国専用モデルのN7と共通する、日産の最新デザインの潮流である。
新型セントラのエクステリアデザインについて、日産のデザインディレクターの劉勇氏は、「日本の“俊”という感覚からインスピレーションを受けました。俊敏かつスピード感を表現しています」と語語っている。
ちなみに劉勇氏は、神奈川県厚木にある日産グローバルデザインセンターに勤務するデザインディレクター。日産での19年間、パスファインダーをはじめ、ムラーノ、インフィニティQX30、ハイパーフォースのコンセプトを手掛けてきた。
ボディサイドに目を移すと、ファストバック風のシルエットとともに、アーチ状のクロームメッキ仕上げのルーフラインで個性を主張する。Cピラーの造形はどことなくフェアレディZを感じさせるものだ。リア回りは一文字ランプとして、高級感を演出している。
プラットフォームは先代モデルからと共通。セントラのボディサイズは未発表だが、東風日産のシルフィーのボディサイズ、全長4656×全幅1825×全高1448mmとほぼ同じだろう。
そのほかエクステリアにおけるトピックスとしては、新型ムラーノと同様に、ドアやフード、フェンダーの隙間をできるだけ小さくすることを生産工場に求めたという。
インテリアも質感の向上を図る
ダッシュボードにはソフトパッドを採用し、Apple CarPlay、Android Autoのワイヤレス接続に対応したクラストップの12.3インチデュアルディスプレイを標準装備とし、スマートフォンやその他のデバイスの充電に便利なUSB-Cポートを3つ備えている。
SVグレード以上には、CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス機能を追加。SLグレードとSRプレミアムパッケージには、8スピーカーのBose®プレミアムオーディオシステムが搭載されている。
またオプションの電動チルト/スライドサンルーフ、クラス限定の64色カスタマイズ可能なアンビエントライト、ヒーター付きステアリングホイールおよびフロントシート、セントラ初のワイヤレススマートフォン充電、ソフトタッチのテーラーフィットシートなど、豪華装備を設定している。
居住空間については、後席はクラストップクラスの広いレッグルームを確保し、ドライバーの快適な運転をサポート。
SRグレードにはスポーティな雰囲気と赤のアクセント、プレミアムグレードのSLには高級感のある雰囲気で、クリーム地レザーシートにブルーのアクセントを入れている。
先進安全装備については、プロパイロット(現地名:プロパイロットアシスト)により、高速道路などの長距離運転の負担を軽減するほか、「インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)」により駐車時に支援を行う。
また「インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)」(現地名:ブラインドスポットインターベンション)を搭載し、車線変更時の斜め後ろの車両との衝突回避をアシストする。
さらに、歩行者検知機能付き「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」、「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」、「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」などを搭載し、さまざまなドライブシーンで役立つ運転支援システムを拡充している。




















コメント
コメントの使い方セレナ用e-POWERを搭載して日本でも販売したらプリウスが堅調な販売台数であるようにバカ売れすると思います。
セレナより車重が300kg程度軽くなることを踏まえ減速比もハイギア化すれば、プリウスほどではないとしても燃費も期待出来ます。
そうなれば、最高速までのあっという間に到達する加速性能はe-POWERならではだと思います。
凄くカッコ悪いと思います
売れないので、ますます業績を圧迫するので
もう一回考え直しましょう
カッコ悪いですよって言えない社風なのでしょうか?
セントラ日本で販売したらとんでもないシーマ現象が起きる