最先端解析の横でガムテープ!! 新型GRMNカローラ開発陣が語った”泥臭い執念”と「モリゾウのこだわり」

 説明会で最も会場が沸いたのが、坂本チーフエンジニアが明かした2022年GRカローラ初代モリゾウエディション開発時のエピソードだ。

こちらもメディアに配布された公式写真。わざわざ取り払った後席を、やっぱりあったほうがいいということで追加した「モリゾウエディション」の後席に、めっちゃ笑顔で乗り込むモリゾウさん。すでにお買い上げ決定だそうです。「いや自分では後席に乗ることはないんだけどね」とのこと。おおいっ!!!!
こちらもメディアに配布された公式写真。わざわざ取り払った後席を、やっぱりあったほうがいいということで追加した「モリゾウエディション」の後席に、めっちゃ笑顔で乗り込むモリゾウさん。すでにお買い上げ決定だそうです。「いや自分では後席に乗ることはないんだけどね」とのこと。おおいっ!!!!

「初代のモリゾウエディション(2022年6月発表)の時、モリゾウさんに『野性味を出せ』と言われた。なので尖りに尖った(後席シートを取り払って)2シーターを準備したら……実はモリゾウさんは5シーターが欲しかったんですよね(笑)。ちょっとそこは突き抜けすぎたというか」

 しかも、これだけで終わらない。

「モリゾウさんがご自身で買ったモリゾウエディションを後から5人乗りに改造して、『俺がリアル・モリゾウエディションだ』とダメ出しを食らったこともありました。そんな経緯もあって、性能に尖ったこのGRMNとともに、5シーターの『MORIZO RR』が生まれてきたというわけです」(坂本チーフエンジニア)

 この反省と笑いのすえに生まれたのが、GR-DAT(8速オートマチック)を搭載した5シーターモデル「GRカローラMORIZO RR(コンセプト)」だ。現在鋭意開発中で、発売時期は未定。極限まで尖らせた2シーターGRMNと、日常の使い勝手も大切にした5シーターMORIZO RR——ふたつの頂点が並び立つことで、GRカローラシリーズはいよいよ真の完成形に近づく。

 最後に、坂本チーフエンジニアのこの言葉でGRMNカローラへの取材を締めくくりたい。

「ヤリスもカローラも、お客様にお渡しする状態になっても、そこが新たな起点になるんです。我々に『開発が完了』ということはありません。モータースポーツを通じて、どんどんお客様を笑顔にするようなクルマを頑張って開発していきたいと思います」

 GRMNカローラは日本・北米・豪州を中心に台数限定で販売予定。日本国内では2026年秋頃からスマートフォン向けアプリ「GR app」を通じた商談申し込み受け付けを開始し、2027年内の発売を目指す。MORIZO RRコンセプトとともに、現在富士モータースポーツフォレスト ウェルカムセンターにて6月28日まで実車展示中だ。まだ間に合う——この目で確かめに行くしかない!!

■GRMNカローラ主要諸元表
ボディサイズ:全長4410×全幅1850×全高1475mm
ホイールベース:2640mm
車両重量:1450kg
エンジン:G16E‐GTS型1618cc 直3インタークーラーターボ
最高出力/最大トルク:304ps/415Nm
トランスミッション:iMT(6速MT)
駆動方式:GR-FOUR(アクティブトルクスプリット4WD)
タイヤ:245/40ZR18

【画像ギャラリー】究極のカローラ「GRMNカローラ」実車取材全画像(ウッキウキのモリゾウ写真もあり)(41枚)画像ギャラリー

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