■カタログモデルは4グレード
RZハイパフォーマンス・ファーストエディション456万円とRZファーストエディション396万円は受注が終了。9月の正式発売時はそれ以外の4グレードになる(価格は編集部調べ)。
なお、GRヤリスは手作りの工程が多く、専用のGRファクトリーで製造されるため、1日の生産台数が限られる。そのためこれからオーダーしても納期は来年4月以降になるようだ。
■GRヤリス RC主要諸元
・全長×全幅×全高:3995×1805×1455mm
・ホイールベース:2560mm
・車重:1250kg
・エンジン:直3DOHCICターボ
・排気量:1618cc
・最高出力:272ps
・最大トルク:37.7kgm
・トランスミッション:6MT
・タイヤサイズ:205/45R17
・サスペンション:ストラット/ダブルウィッシュボーン
・価格:330万円
■NAのRSは国産ホットハッチ戦線殴り込み! ライバルとなるのは??
GRヤリスNAの大きな魅力を挙げるなら「WRCに出ている車両と同じ外観のクルマを毎日の相棒として使える」ことにあると思う。
外観は4WDの1600ccターボとまったく同じ。乗ると標準のヤリスと別モノだし! ボディ剛性感の高さに加え、リアサスの総合性能が圧倒的にいい!
ショートサーキット走ると、素性のよさをハッキリ感じます。ヨーロッパのコンパクトカーを余裕で凌ぐ!
ただ現時点でGRヤリスが2021年中にWRCで大暴れする予定なし。2022年以降も、新しいWRカー規定になるようだから、そうなるとGRヤリスとWRCとの関連性が薄くなってしまう可能性大きい。
ちなみに競技に出ようとすれば、5ドアハッチバックのヤリスのほうが車重が軽くマニュアル仕様もある。GRヤリスだと電動パーキングだからサイドブレーキターンできません。
価格は265万円と安くなく(自動ブレーキなどが付く予防安全パッケージが25万円のオプション!)、だったらスイフトスポーツ買って160馬力くらいまでロムチューンし、足回りを全面的に見直し乗ったほうが楽しい。
はたまた外観重視なら、ノートNISMOのeパワーという手もある。NISMO、ノーマルのノートeパワーとまったく違う乗り味だ。NAのGRヤリス、ライバルが多そうです。
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