VWゴルフGTIと真っ向勝負!
FFスポーツといえば、ドイツには最強のライバルが存在する、そうVWゴルフGTIだ。2020年4月、コロナウイルスの影響で中止されたジュネーブショーから舞台をバーチャルモーターショーに移し、ゴルフ8ベースの新型GTIが世界初披露されている。
そのスペックは、2L、直4ターボエンジンを搭載。最高出力245hp、最大トルク370Nmを発揮。トランスミッションは、7速DCTを組み合わせる。
車両重量は1463kgで、0-100km/h加速が6.3秒と記されている。ただし、フロントアクスルディファレンシャルロックを装備すると、6.2秒に短縮される。
0-100km/h加速では、6.1秒の128tiがゴルフGTIをリードする。ちなみに最高速度は、いずれも250km/hと同じだ。これらのデータからだけでも、128tiがゴルフGTIイーターであることは一目瞭然だろう。
ドイツ価格では、128tiが4万1575ユーロ(約515万円)に対して、ゴルフGTI(7DSG仕様)が3万7608ユーロ(約466万円)とゴルフのほうが50万円以上も安い。
性能が拮抗すると思われるだけに、ややゴルフ有利か? いずれも装備差はあるだろうが、走りに関わる部分は、仕様差がないと思われるだけに、この価格差をどう受け止めるかだろう。
1シリーズti、ゴルフGTIともに2021年初夏頃に日本導入と予想
欧州では、新型ゴルフGTIはすでに発売済みで、BMW128tiも2020年11月の発売を予告している。
ライバルとなるゴルフは、ベースモデル自体の日本での導入が2020年早々と見られ、GTIの導入は当然、その後になる。
一方、BMWは比較的スピーディな導入が図られるため、新型BMW1シリーズti、新型ゴルフGTIの日本発表時期はいずれも2021年初夏頃ではないかと予想する。
数々のスポーツカーを手玉に取ってきたゴルフGTIか、それとも新境地のFFスポーツに挑むBMW128tiか。その勝負の行方が、今から楽しみだ。
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