わずか18台の限定車「アストンマーティンDBXボウモアエディション」とは!?

わずか18台の限定車「アストンマーティンDBXボウモアエディション」とは!?

 英国のラグジュアリースポーツカーブランド「アストンマーティン」が、同じ英国の老舗ブランドとのコラボレーションモデルを発表した。

 スペシャルモデルのモチーフとなったのは、スコッチウイスキーの名品「ボウモア」だ。ボウモア蒸留所にインスピレートさせた特別仕様のDBXに加え、物凄い購入特典がプレゼントされるという。スポーツカーとお酒という二つの大人の嗜みが融合した限定車とは一体!?

文:大音安弘、写真:アストンマーティン ジャパン

【画像ギャラリー】英国伝統ブランドによる異色のコラボ”アストンマーティンDBXボウモアエディション”


名スコッチとコラボしたDBX

 アストンマーティン ジャパンは、2020年12月8日、アストンマーティンのSUV「DBX」に限定車「ボウモアエディション」を設定し、受注をおこなっていることを発表した。限定数は、わずか18台のみとなる。

 同車は、同じ英国生まれのスコッチウィスキー「ボウモア」とのコラボレーションモデルで、アストンマーティンのカスタマイズカー部門である「Q by Aston Martin」が製造を手掛ける特別な一台だ。

 アストンマーティンとボウモア蒸留所は、2019年11月にパートナーシップを締結。今年8月には、ボウモアからアストンマーティンにインスピレートを受けたコラボレーションスコッチ「ブラックボウモアDB5 1964」をたった25本のみリリースすることを発表。コラボの第2弾が、このDBXとなった。

同じ英国ブランドが手を組んで生まれた「アストンマーティンDBXボウモアエディション」はたった18台のみ生産される
同じ英国ブランドが手を組んで生まれた「アストンマーティンDBXボウモアエディション」はたった18台のみ生産される

ボウモアにインスピレートされた内外装 

 アストンマーティン初のSUVであるDBXは、4.0LV8ツインターボエンジンを搭載。最高出力550ps、最大トルク700Nmを叩き出すスーパーSUVだが、同時に英国車らしいエッセンスに溢れた一台でもある。そのDBXをベースに、ボウモアの生産地であるアイラ島とボウモア蒸留所のモチーフを盛り込んだ。

 エクステリアの最大の特徴は、フロントフェンダーのアクセントが銅製となることだ。ウィスキー蒸留器に使われるものと同じ銅が使われ、「ボウモア」のロゴがあしらわれる。シャープなサイドビューをより際立たることに一役買う。その下には、製造を担当する「Q by Aston Martin」のエンブレムが輝く。

 ボディカラーは、ユーザーの好みで自由に選択することも可能だが、アストンマーティンの伝統を紐解き、「ボウモア・ブルー」を復活させた。

 足元には、マット仕上げとなるアルミホイールを装着。オプションのブラックブレーキキャリパーとの組み合わせが、落ち着きを高めつつ、スポーティさも演出してくれる。

かつてアストンマーティンを彩った「ボウモアブルー」を復活。銅製のインサートが特別車の証となる
かつてアストンマーティンを彩った「ボウモアブルー」を復活。銅製のインサートが特別車の証となる

 キャビンには、より多くの特別仕様が施される。2タイプが用意されるインテリアには、英国伝統の毛織物「ボウモア・ツイード」を贅沢に使用。ドアトリムやセンターコンソールだけでなく、普段は目にすることのないセンターコンソール内部にまで取り入れる拘りようだ。

 グロスブラックのセンターコンソールに輝くカッパーの装飾は、特注のハンドメイド仕上げによる銅箔と凝ったもの。またドリンクホルダーの底面にも、研磨仕上げの銅製カップホルダーなどが取り入れられている。

 これらの装飾は、蒸留所の象徴ともいえるウィスキー蒸留器を彷彿させるものだ。

 さらにドライブアイテムとして、Q by Aston Martinがデザインしたボウモア・ツイードのピクニックブランケットやレザーの旅行カバンなども付属するという。

各部のアクセントとして取り入れられたボウモア・ツイード。センターコンソールやドリンクホルダーには、銅製のアクセントも加わる
各部のアクセントとして取り入れられたボウモア・ツイード。センターコンソールやドリンクホルダーには、銅製のアクセントも加わる

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