■2Lターボ+4WDの組み合わせも! UR-Vってどんなクルマ?
UR-Vのボディサイズは全長4856mm×全幅1942mm×全高1670mm、ホイールベース2820mmと大きく、大きさを生かした伸びやかなスタイルを持つ。
パワートレーンは、FF(前輪駆動)のみの組み合わせとなる1.5L・4気筒ターボエンジン(193馬力&24.8kgm)+CVTと、3グレードのうちベーシックなものがFF、そのほかが4WDとなる2L・4気筒ターボエンジン(272馬力&37.2kgm)+9ATが設定される。
なおグレード名は、それぞれの最大トルクの単位をNmにしたものに由来し1.5Lターボが240ターボ系、2Lが370ターボ系となる。
それぞれのパワートレーンの最上級グレードにホンダセンシングが標準装備されるなど、UR-Vも最近のホンダ車らしく乗れば高レベルに感じる仕上がりは確実だろう。
キャビンは前述したようにクーペルックながら広々としており、シートがキルティング地となっている点など全体的にゴージャスで、超大型のパノラマサンルーフも設定される。
UR-Vの価格は、1.5Lターボの240ターボ系が24万6800元(約398万円)から26万9800元(約435万5000円)、2Lターボの370系が27万9800元(約451万3000円)から32万9800(約531万9400円)と、なかなかお高いクルマである。
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ボディサイズなどいろいろな意味でUR-Vの日本導入は期待薄だが、UR-Vを見ているとコンセプトやスタイルなどからトヨタ ハリアーを思い出すところもある。
ホンダにも1台くらいハリアーのような300万円台の現実的な価格で憧れを持てるクルマが、そろそろ必要なのではないだろうか。
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