新型カングー6月発売 フレンチMPVは日本車の脅威となるか?


リニューアルされたパワートレーン

 パワートレーンは5タイプが用意され、いずれもルノーの現行ラインナップと共用となる。ガソリンエンジンは2種類で、1.3Lガソリン直列4気筒ターボ(100ps/200Nmと130ps/240Nm、前車は6速MTのみの設定)。ディーゼルは、パワーの異なる3種類の1.5Lディーゼル直列4気筒ターボ(75ps/230Nm、95ps/260Nm、115ps/270Nm)が設定されている。

 トランスミッションはEDC(ダブルクラッチトランスミッション)が他のルノーモデルと同様に6速から7速へと進化、マニュアルトランスミッションは6速MTを備える。

 注目の燃費(WLTP)は、カングーの乗用ワゴンはガソリン仕様:5.3L/100km(18.9km/L)、ディーゼル:6.2L/100km(16.1km/L)。

 カングーバンは、ガソリン仕様:6.6~6.9L/100km(14.5~15.2km/L)、ディーゼル:4.9~5.9L/100km(16.9~20.4km/L)となっている。

 EVの商用バン仕様となる「E-TECH」についても触れておくと、モーターの出力/トルクは75kW/245Nm、44kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。WLTPによる評価については、一充電航続距離:約245kmとされている。

オーソドックスなデザインだったインパネの高級感がアップ!

乗用ワゴンのインテリア。質感が大幅に向上し、商用バンがベースであることを忘れてしまうほどだ

 現行カングーのインパネはブラック基調で、いかにも商用車ベースらしいデザインだったが、新型カングーはウッド調パネルとクロームメッキの加飾パーツを組み入れることによって、高級感が増している。

 アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、パーキングアシスト、アクティブ・エマージェンシーブレーキといった先進のアシスト機能を操作系スイッチが配置された最新デザインのステアリングをはじめ、アナログメーターと中央に液晶モニターを組み込んだメーター類、クロームメッキで加飾された空調ダイヤル、センターコンソールに配置されたセンターディスプレイ(4.2インチと7インチが選べる)など、現行カングーから2ランクほど高級感が増している。

従来型を踏襲した頭上区間の収納スペース
センターディスプレイ裏のスマホホルダー
滑り止め機能付きのトレイ

 とはいえ、カングーらしさは忘れてはいない。とにかく収納スペースが多いのだ。発表された資料には各収納箇所の容量(L)が記されていて、その収納容量を合わせると49Lと書かれているのがおもしろい。

 これまで通りの頭上空間に収納できるスペース(19.4L)のほか、ルノー・イージーライフ・ドロワーと呼ばれる引き出し式のグローブボックス(容量7L)、さらにはメーター後ろの蓋を開けるとUSB端子入りもある収納スペース(2.7L)、センターディスプレイ後ろにはちょっとしたモノが置ける滑り止め機能付きのトレイ(5L)やスマホを挟み込むホルダー(0.2L)、カップホルダー(0.75L×2)など、書ききれないほどの盛り沢山な内容だ。

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